こんにちは。
今回は、腕立て伏せによっておこった手首の痛みについてお話をします。
腕立て伏せをした後に、右の手首を痛めた方が来院されました。
痛めた原因は、ユーチューブをみて腕立て伏せをしておこりました。
腕立て伏せをやめても、なかなか痛みが引きません。
そこで整形外科を受診したところ、湿布を処方されるだけでなかなかよくなりません。
2か月経っても痛みがなくならないので、当院に来られました。
痛みの原因は何だったのでしょうか?
手首のいくつかの関節が損傷していました。
1,手首の関節
2,手の根本にある小さな骨(手根骨:しゅこんこつ)の関節
3,手首を構成する2本の骨の離開
このような関節の異常によって、痛みが長引いていました。
筋肉やじん帯の痛みは、通常数日から数週間でなおります。
痛みが長引く場合、ほとんどの原因が骨と骨の連結部分である関節に異常があります。
実際に異常のある関節を整復すると痛みは改善したのでしょうか?
初回で大幅に痛みが改善しました。
その後、数回の施術で完全に痛みがなくなりました。
手首に痛みがあると、日常生活が制限されてしまいます。
痛みがなくなって、本当に喜んでおられました。
このように、筋トレによって手首を痛めるケースがあります。
痛みが長引く場合は、関節に異常がないかしっかりと確認する必要があります。
しかし、レントゲンなどの画像診断ではわからないくらいの微小な異常なので、関節の動きや触診で
痛みの原因を確認することが大事です。
長引く手首の痛みでお悩みの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。