こんにちは。
今回は、しつこい肩甲骨のこりについてお話をします。
首や肩がこることはよくありますが、肩甲骨がこることもあります。
首や肩のこりと同様に、肩甲骨のこりも原因に対して施術を行わないとなかなか改善しないしないや
っかいなこりのひとつです。
こりに対して、マッサージやストレッチを行うことが多いと思います。
施術後はスッキリすると思いますが、時間と共にこってくることがほとんどではないのでしょうか?
なぜ、時間が経つと再びこってくるのでしょうか?
こりは、体の必要な反応だからなのです。
体に必要とは、どういうことでしょうか?
こりは、体の安定を保とうとする反応です。
そのため、マッサージやストレッチでゆるめても再びこるのです。
骨格にはいくつかの役割がありますが、その中に体を安定させるという役割があります。
骨格は約200個の骨が、関節によってつながって体を安定させています。
関節がずれたり抜けたりすると、骨格がゆがみます。
その結果、体の安定が損なわれてしまいます。
そこで、筋肉を収縮させて体の安定を保とうとする体の反応がおこるのです。
この体を安定させるための筋肉の収縮を、こりと感じます。
そのため、マッサージやストレッチでこりをゆるめても時間と共にこってくるのは、体の安定を保と
うとするからなのです。
では、ゆがんだ骨格を矯正すれば、こらなくなるのでしょうか?
その通りなのです。
骨格で体の安定を十分に保てれば、通常リラックスしている筋肉が収縮する必要がないからです。
では、肩甲骨がこるのは骨格のどの部分がゆがむからなのでしょうか?
1、首の部分
2、胸の部分
肩甲骨からは、首と胸の部分の骨につながっている筋肉があります。
そのため、首や胸の骨格部分が不安定になると肩甲骨につながっている筋肉を収縮させて安定を保つ
ようになります。
しつこい肩甲骨のこりでお悩みの方は、首と胸の骨格部分に問題がある可能性があります。
この場合、関節を整復して骨格のゆがみを矯正する必要があります。
こりでお悩みの方は、ぜひ、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。