こんにちは。
今回は、でん部(おしり)から太ももにかけての痺れの原因についてお話をします。
おしりから太ももにかけて、痺れがおこる場合があります。
長い時間座っていたり、睡眠中に痺れるなど場面によっておこることが多くみられます。
何が原因で、おしりから太ももにかけて痺れがおこるのでしょうか?
骨盤のゆがみが原因という場合が少なくありません。
どのようなタイプの骨盤のゆがみが原因で、痺れるのでしょうか?
骨盤にゆがみには、いくつかのタイプがあります。
その中で、おしりから太ももにかけて痺れがおこりやすいタイプがあります。
どのようなタイプでしょうか?
骨盤が、後ろにずれるタイプです。
これはざっくりとした表現となります。
正確には、仙骨(せんこつ)に対して寛骨(かんこつ)が後ろ方向に回転するようにずれるタイプと
なります。
専門的になりますので、難しいと思います。
骨盤には、背骨の一番下にある仙骨(せんこつ)という骨に寛骨(かんこつ)という大きな骨が左右
につながっています。
仙骨の下には尾骨(びこつ)がつながっています。
尾骨は一般的に、尾てい骨といわれる部位です。
背骨の一番下になる仙骨に対して、骨盤の大きな骨である寛骨が後ろ方向にずれると、おしりから太
ももにかけて痺れがおこることがあります。
どのような原因で、寛骨が後ろ方向にずれるのでしょうか?
ほとんどの場合、しりもちをつくことによります。
なぜ、しりもちをつくと寛骨が後ろ方向にずれるのでしょうか?
しりもちをつくと、坐骨(ざこつ)に衝撃が加わるからなんです。
坐骨は、寛骨の一部です。
そのため、坐骨に衝撃が加わると寛骨が後ろ方向にずれてしまうのです。
おしりから太ももにかけて痺れがおこったのは、強くしりもちをついてからではないでしょうか?
お風呂や階段、スキーやスノーボード、アイススケートなどはしりもちをつきやすい状況となりま
す。
骨盤の状態を確認すると、骨盤のゆがみ具合がわかります。
骨盤の後ろ方向のずれがある場合は、正常な状態に戻す必要があります。
ほとんどの場合、骨盤を正常な状態に戻すと痺れは改善し最終的に消失していきます。
なかなか改善しないおしりから太ももにかけて痺れでお悩みの方は、骨盤矯正を専門にしている当院