こんにちは。
今回は、腰痛とかかとの痛みの関係についてお話をします。
腰痛もちの方で、かかとに痛みがおこることがあります。
腰痛とかかとの痛みは、関係があるのでしょうか?
関係があります。
腰とかかとは、かなり離れていますよね。
どのような、関係があるのでしょうか?
腰痛の原因が、関係しています。
腰痛の原因の多くは、骨盤のゆがみからきています。
特に慢性化する腰痛は、ほとんどが骨盤のゆがみが原因となります。
筋肉や筋膜やじん帯の損傷が、腰痛をおこすのは?
と思う方もいるかもしれません。
ところが、筋肉や筋膜やじん帯の損傷は数日から数週間でなおります。
切り傷やすり傷は、数日から数週間でなおりますよね。
慢性化することはありません。
同様に、筋肉や筋膜やじん帯の損傷も数日から数週間でなおりす。
腰痛が慢性化するのは、筋肉や筋膜やじん帯の損傷が原因ではなく骨盤のゆがみからおこるのです。
この骨盤のゆがみが、かかとの痛みと関係しています。
どのような関係が、あるのでしょうか?
骨盤の下の方に坐骨(ざこつ)という骨があります。
この坐骨に、太ももの筋肉がつながっています。
骨盤がゆがむことによって、坐骨が上にずれると太ももの筋肉が引っぱられます。
太ももの筋肉が引っぱられると、あしの裏側の筋肉が引っぱられます。
あしの裏側の筋肉はアキレス腱になって、かかとの骨につながっています。
そのため、あしの裏側の筋肉が引っぱられると、アキレス腱とかかとの骨をつなぐ部分に負担がかか
って痛みがおこるのです。
これが、腰痛とかかとの痛みが関係している理由です。
腰痛持ちの方で、かかとに痛みがある場合は、骨盤のゆがみが原因という可能性が高くなります。
腰痛はもちろんのこと、かかとの痛みを改善・解消させるにはゆがんだ骨盤を矯正する必要があります。