こんにちは。
今回は、肘から手首にかけての痛みについてお話をします。
この部分は、重いものを持ったり、DIYなどの作業をした後に痛くなることがあります。
筋肉痛かなと様子をみても、なかなか痛みが引かない場合があります。
また、腕の筋肉に痛みがあるので、湿布をはったりもんだりすることもあると思います。
整形外科や接骨院に通院しても、思うように痛みが改善しない場合もあります。
なぜ、痛みが引かないのでしょうか?
痛みをおこしている原因が、改善していないからなんですね。
では、何が原因で腕に痛みがおこっているのでしょうか?
肘の関節の離開が、痛みの原因という可能性がとても高くなります。
離開とは、関節が抜けるということです。
なぜ、肘の関節が離開すると腕が痛くなるのでしょうか?
肘の関節が離開すると、関節が抜けるので肘から手首にかけての筋肉が引っぱられてテンションがか
かります。
この腕の筋肉にかかるテンションが、痛みをおこすのです。
そのため、離開した関節を元の状態に戻さないと腕の痛みは改善しません。
肘の関節が離開したかどうかわかる方法があります。
どのような方法でしょうか?
肘の外側と内側に、でっぱった部分があります。
通常は、この部分を押しても痛くありません。
ところが、肘の関節が離開すると圧痛といって痛みがおこります。
比較的、肘の外側に痛みがでることが多くなります。
内側に痛みがでる場合もあります。
外側と内側の両方に痛みがでる場合は、離開の度合いが大きい可能性があります。
そして、痛みも強くでる傾向にあります。
このように、肘から手首にかけての痛みが長引く場合は、肘の関節が離開している可能性が高くなり
ます。
痛みを改善・解消させるには、肘の関節を整復する必要があります。