こんにちは。
今回は、排便時におこる強い腰痛についてお話をします。
排便時に、強く腰が痛くなる場合があります。
つらい腰痛の症状のひとつと言えます。
なぜ、排便時に腰が痛くなるのでしょうか?
骨盤に、影響がでるからなんです。
どのような影響が、でるのでしょうか?
骨盤のゆがみが、大きくなることによって腰痛が強くでるのです。
なぜ、排便時に骨盤に影響がでるのでしょうか?
排便時に、りきみますよね。
その際に、腹圧が上がります。
腹圧が上がって、圧力が骨盤にかかると、骨盤がひろがる力がかかります。
通常ですと、問題はありません。
ところが、骨盤がゆがんでいる場合は、ゆがみが大きくなるので強い痛みがおこるのです。
骨盤のゆがみは、骨盤にある仙腸関節(せんちょうかんせつ)という大きな関節がずれることによっ
ておこります。
腹圧が高くなると、この仙腸関節のずれが大きくなります。
排便時に腰が痛くなるのは、仙腸関節のずれが大きくなるからなんですね。
ではこの仙腸関節のずれを整復すると、排便時の腰痛は改善するのでしょうか?
改善・消失します。
実際、施術を受けられている方で数回で排便時の腰痛が消失しました。
この方は、強い腰痛によって数か月間苦しんできました。
いろいろな症状の内、排便時の腰痛は最もつらいものでした。
排便に恐怖感があったからです。
このように、排便時の強い腰痛の解消には仙腸関節の整復が必要になります。