こんにちは。
今回は、腰痛と痛み止めについてお話をします。
「腰痛の時に痛み止めを飲むと、腰が悪化する。」
と聞いたらどう思いますか?
痛みがおさまるから、いいではないか。
と思われる方もいると思います。
ところが、痛み止めを飲むことによって腰が悪化する場合があるのです。
なぜ、でしょうか?
痛みの意味を考えるとわかります。
痛みは、体に異常のあるサインなんです。
警報のようなものですね。
腰痛の場合は、腰になんらかの不具合があるので、このまま腰を使うと腰が壊れるという警報なので
す。
また、腰の状態が良くなるまで休みましょう、というサインでもあります。
ところが、痛み止めを飲むことによって腰痛がなくなると、動けるようになります。
本来休まなければいけない状態でも腰を使うことができるので、腰が壊れていってしまうのです。
もちろん、激痛でどうしようもない場合は、痛み止めは必要となります。
その際に、必ず守らなければいけないことは、痛み止めを飲んだら安静にするということです。
痛み止めによって腰痛はおさまっても、腰痛をおこしている原因はなんら変わっていません。
原因を悪化させないためにも、安静にするべきなのです。
腰痛がおこった時に、痛み止めを飲むと楽になりますよね。
短期的に見ると良い効果に思えますが、場合によっては長期的に見ると腰が悪くなっていくのです。
腰痛がおこったときに、痛み止めを飲んで活動していると長期的に次のような状況になる可能性があ
ります。
1、痛み止めの効かない腰痛
2、腰の不安定感
3、繰り返すギックリ腰
4、О脚
5、股関節痛
6、背中が丸くなる。
7、足を引きずって歩く
8、階段が辛くなる
高齢になってから、このような症状がおこる原因として長期間の腰への無理な負担が挙げられます。
腰痛は腰の状態が悪いので安静にしてください という体のメッセージなのです。
腰痛がおこった場合は、まず安静にすることが重要となります。
そして、腰痛をおこしている原因を特定して改善させていくこともとても重要となります。
安静にしても改善しない腰痛でお悩みの方は、根本的に腰痛を改善・解消させていく当院にご相談く