こんにちは。
今回は、肩甲骨の間の背中の痛みについてお話をします。
背中の痛みの中で、肩甲骨の間に痛みがおこる場合があります。
筋肉の痛みでしょうか?
背中の筋肉の痛みであれば、数日でおさまります。
ところが、数か月や数年にわたって痛みが慢性化する場合があるのです。
何が原因で、痛みが慢性化するのでしょうか?
背骨に、問題があるからなんです。
背骨は椎骨(ついこつ)という骨が、縦に積み重なっています。
椎骨と椎骨には、椎骨同士をつなぐ関節があります。
椎間関節(ついかんかんせつ)といいます。
この関節がずれると、背中に痛みがおこります。
痛みが慢性化することもあります。
背骨の関節がずれる原因は何でしょうか?
1、ゴルフやストレッチなどで、強く体をひねった場合
2、骨盤がゆがんだ場合
3、転倒などで、背骨に衝撃力がかかった場合
4、その他
これらの原因によって、背骨の関節に力が加わって関節がずれるのです。
このような例がありました。
ゴルフに行った後から、背中が痛くなった方が来院されました。
最初は筋肉痛と思っていたそうですが、数週間が経っても痛みがなくなりません。
背骨を調べたところ、背骨の関節がずれていました。
背骨の関節を整復したところ、痛みはなくなりました。
また、10年以上も背中の痛みに悩まされてきた方もいます。
原因は、スノーボードでの転倒でした。
スノーボードでジャンプをしたところ、失敗して腰と背中を強く打ったのです。
この方は、主に骨盤のゆがみが原因でした。
骨盤のゆがみを矯正したところ、初回でかなり楽になりました。
その後、数回の施術で背中の痛みは完全になくなりました。
このように、背中の慢性的な痛みは骨盤や背骨の関節などの骨格が原因という場合がほとんどなんで
す。
背中の慢性痛にお悩みの方は、骨盤矯正と関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。