こんにちは。
今回は、寝違えを繰り返す原因についてお話をします。
たまに寝違えをおこすことは、ありませんか。
たまに寝違える方は、少なくないと思います。
ところが、寝違えを繰り返す場合があります。
なぜ、寝違えを繰り返すのでしょうか?
首の骨が不安定になっているから、なんですね。
前回お話をしたように、寝違えは首の骨がずれることによっておこります。
そのため、首の骨が不安定になっているとね違いをおこしやすくなります。
特に、頭に近い部分の1番目から3番目の首の骨が不安定になっていると、寝違えを繰り返す原因となります。
首の骨が不安定になると、どのような症状がおこるのでしょうか?
1、首の動きが悪くなる。
2、肩がこる。
3、頭のボーっとしたり頭痛がおこる。
なぜ、首の動きが悪くなるのでしょうか?
首の骨と骨をつなげる関節が、完全にかみ合っていないからなんです。
関節が噛み合っていないので、首の動きが悪くなります。
肩がこるのは、なぜでしょうか?
首が不安定になると、その上にある頭も不安定になります。
そこで、頭を安定させるために肩や首の筋肉を収縮させて安定を保ちます。
この時の肩や首の筋肉の収縮を、肩こりとして感じるのです。
頭がボーっとしたり頭痛がおこるのは、なぜでしょうか?
首の骨がずれると、首の骨の中を通っている動脈が圧迫されたりけん引されたりして細くなります。
動脈が細くなると、脳へいく血液の量が減ってしまいます。
血液の量が減ると、頭がボーっとします。
さらに血液の量が減ると、脳細胞に影響がでてしまいます。
そこで、血管を拡張させたり血圧をあげたりして、たくさんの血液を供給する反応がおこります。
この反応によって、血管に炎症がおこります。
この血管の炎症が、頭痛の原因となります。
寝違えを繰り返す方で、首の動きが悪かったり肩こりがあったり頭痛がある場合は、首の骨が不安定になっている可能性が高くなります。
繰り返す寝違えを防止するには、首の骨の関節を整復する必要があります。
寝違えを繰り返す場合は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。