こんにちは。
今回は、ストレートネックではないのにも関わらず、首に痛みがでる原因についてお話をします。
首の調子が悪い場合、ストレートネックが原因ということは多くなります。
ところが、ストレートネックではないのにも関わらず首に不調がおこることがあります。
どのような不調でしょうか?
首の痛みやコリや張り、頭が回らないというような不調です。
頭痛が、おこる場合もあります。
何が原因なのでしょうか?
首の骨が、ずれていること原因なんです。
首の骨のずれは、いろいろなずれを複合していることが多くなります。
なぜ、首の骨がずれすると、いろいろな症状がおこるのでしょうか?
1、首の関節が正常に動かなくなるため、首の動きが悪くなる。(可動域制限)
2、首の骨には、肩甲骨や背中からたくさんの筋肉がつながっています。
首の骨がずれると、これらの筋肉にテンションがかかります。
そのテンションを、張りとして感じます。
3、首の骨がずれると、頭が不安定になります。
そこで、肩甲骨や背中から首につながる筋肉を収縮させて、頭の安定をはかります。
その筋肉の収縮を、コリとして感じます。
4、首の骨がずれると、骨の中を通っている血管(椎骨動脈)が細くなります。
細くなると血流が悪くなるので、血圧を上げて血管を拡張します。
その時におこる血管の炎症が、頭痛の原因となります。
このように、首の骨がずれるといろいろな症状がおこります。
ストレートネックでもなりますが、ストレートネックでなくてもおこる症状となります。
また、首の骨がずれているといっても大きなずれではありません。
そのため、レントゲンなどの画像ではわかりづらいものとなります。
首の骨は、直接触れることが可能ですので、触診をするとすぐにずれがわかります。
慢性的に首に不調のある場合は、首の骨がずれている可能性が高くなります。
骨格矯正や、関節の整復を専門にしている方にみてもらうとよいでしょう。
当院は、関節の整復により骨格の矯正を専門にしています。
首の骨に限らず、骨格のゆがみが気になる方はご相談ください。