こんにちは。
今回は、頭痛についてお話をします。
以前にも頭痛についてはお話をしていますが、頭痛で来院される方が増えているので頭痛についてお話をしたいと思います。
頭痛は、なおらないものと思っていませんか?
そう思われるのもしょうがないと思います。
というのも、頭痛がおこって頭痛薬を服用すると痛みはおさまります。
ところが、しばらくすると再び頭痛がおこりますよね。
頭痛薬が本当に頭痛をなおす薬であれば、頭痛が再発することはありません。
頭痛が再発するということは、薬によって症状が改善しても頭痛をおこす原因がかわっていないからなんです。
例えば、片頭痛がおこっているときに血管の拡張をおさえる薬を服用すると頭痛は改善します。
血管が拡張することによっておこる炎症が、抑えられるからなんですね。
血管が拡張する原因に効果があれば、頭痛が再発することはありません。
ところが、血管が拡張する原因は変わっていないので再び拡張して頭痛がおこります。
ということは頭痛薬は一時しのぎで、頭痛の原因に対して効果がないのではないでしょうか?
ここで疑問がおこりませんか?
なぜ、頭の血管が拡張するのかという疑問です。
当然、血管が拡張するのには理由があります。
首にある動脈がポイントになります。
どの動脈でしょうか?
椎骨動脈(ついこつどうみゃく)という動脈なんです。
この動脈は、首の骨の中を通っている動脈なんです。
首の骨は7つあって、縦に積まれています。
その7つの首の骨の上に、頭がのっています。
その内、1番上から6番目の骨に左右に穴があいています。
その穴の中を、椎骨動脈が通っているんですね。
このような構造ですので、首の骨がずれると椎骨動脈が圧迫されたりけん引されたりしてしまいます。
その結果、動脈が細くなります。
輪ゴムを引っぱると、細くなりますよね。
血管も同様に引っぱられると細くなってしまうのです。
血管が細くなると、中を通る血液の量が減ってしまいます。
血液の量が減ると、脳細胞に影響がでてしまいますよね。
そこで、血圧を上げて細くなった動脈でも十分に脳に血液を送るようが反応がおこります。
その結果、頭の血管が拡張して炎症がおこってしまうのです。
この炎症が炎症、頭痛をおこしてしまいます。
このように、首の骨がずれると頭の血管に炎症がおこるのです。
首の骨のずれをなおさないかぎり、薬で頭痛を散らしても再発してしまいます。
慢性的な頭痛を根本的に改善・解消させるには、首の骨を正常な状態に戻す必要があります。
頭痛でお悩みの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。