こんにちは。
今回は、頭痛と肩こりと首の痛みについてお話をします。
頭痛と肩こりと首の痛みで、お悩みの方は少なくありません。
コンピューターでの作業やスマホをみる時間が長くなると、これらの症状がおこりやすくなります。
頭痛と肩こりと首の痛みは、原因が同じという場合がわりとあります。
同じ原因によって、頭痛と肩こりと首の痛みがおこるのです。
何が原因なのでしょうか?
首の関節のずれなんですね。
ではなぜ、首の関節がずれると頭痛と肩こりと首の痛みがおこるのでしょうか?
頭痛がおこる原因として、首の中を通っている動脈の圧迫やけん引があります。
首の骨には、椎骨動脈(ついこつどうみゃく)という脳にいく重要な動脈が通っています。
首の関節がずれると、この椎骨動脈が圧迫されたりけん引されたりします。
その結果、動脈が細くなって、血流が悪くなるのです。
血流が悪くなると脳細胞に影響が出てしまいますので、血圧を上げて細くなった動脈の血流を上げる体の反応がおこります。
その反応によっておこる脳の動脈の炎症が、頭痛の原因となります。
肩こりは、どうでしょうか?
首は、頭を支える重要な部位ですよね。
ところが、首の関節がずれると十分に頭を支えることができなくなります。
そこで、肩や首の筋肉に力をいれて頭を支えるという体の反応がおこります。
この反応によっておこる筋肉の収縮を、肩こりとして感じます。
マッサージを受けても、肩こりはなおりませんよね。
それは、ずれている首の関節が変わっていないので、いったん楽になっても再びこってしまうからなんです。
首の痛みは、首の関節がずれているのでそのずれによっておこります。
このように、首の関節がずれると頭痛と肩こりと首の痛みがおこる原因となります。
頭痛と肩こりと首の痛みが同時におこっている場合は、かなりの確率で首の関節がずれている可能性が高くなります。
首の関節がずれているといっても、大きなずれではありません。
そのため、レントゲンなどの画像ではわかりづらいものとなります。
首の触診や可動域の状態で、首の関節のずれを確認する必要があります。
細かな関節のずれを確認して整復ができる専門家にみてもらうとよいでしょう。