こんにちは。
今回は、あお向けに寝たときに左右の腰が浮く原因についてお話をします。
あお向けに寝たときに、左右の腰のどちらかが浮いているような感じがしませんか?
もし浮いている感じがする場合は、骨盤に問題がある可能性があります。
なぜ、左右のどちらかが浮くのでしょうか?
骨盤の形状が左右で違うからなんですね。
骨盤は、仙骨(せんこつ)という背骨の下にある骨の左右に、寛骨(かんこつ)という骨がつながっています。
左右の寛骨は、前の恥骨部分でつながっています。
この寛骨が、左右で形状がかわることによっておこります。
どのようにかわると、腰が浮く感じがするのでしょうか?
寛骨が前方にずれる場合です。
寛骨が前方にずれると、あお向けになった際に接地する面積が減ってしまうからなんですね。
また、このように寛骨が前方にずれると恥骨が前にずれます。
その結果、左右の恥骨の位置がかわります。
そのため、左右の恥骨がつながている部分に触れると、通常は平らな恥骨に段差を感じます。
そして段差と共に、軽く押すとずれている側の恥骨に痛みを感じます。
あお向けに寝たときに腰が浮いているような感じがする場合、左右の恥骨を確認すると原因がわかります。
腰が浮いている側の恥骨が前に出ていて、押した際に痛みをかんじる場合は、寛骨が前方にずれている可能性が高いものとなります。
このような寛骨のずれは、自分で元に戻すことは困難ですので、骨盤の専門家に相談することをおすすめします。