こんにちは。
今回は、子供の高所から落下した後の体のゆがみについてお話をします。
その子の母親から、このような相談を受けました。
「うちの子(9歳男児)は、1年半前にすべり台から落ちて以降、首を無意識に動かすようになったのですが、病院では異常がありませんでした。なおるのでしょうか?」
この話を聞いたときに、まずこのような状況が頭に浮かびました。
すべり台から落ちたことによって、衝撃によって骨格がゆがみます。
子供の場合、骨格がゆがむと気持ち悪さを感じます。
その気持ち悪さを改善させるために、無意識に首を動かしているのだと考えました。
実際にその子の体を確認すると、骨格にかなりのダメージがあったことがわかりました。
右の腰からおしりを強く打ったことで、右の骨盤が大きくずれていました。
それによって、骨盤が傾いていました。
また、首にも大きな力がかかって、首回りの骨格もゆがんでいました。
この首回りの骨格のゆがみが、首を無意識に動かす原因となっていました。
実際に骨盤と首回りの骨格のゆがみを矯正したところ、首を動かすクセがなくなりました。
このように、転倒や落下は骨格をゆがませる要因となります。
子供であっても、転倒や落下をした場合は骨格をゆがませる原因となります。
転倒や落下をした後は、骨格の状態を確認することをおすすめします。