こんにちは。
今回は、日によって場所のかわる膝の痛みについてお話をします。
膝に痛みがあると、つらいですよね。
歩くときや階段など、膝に負担がかかる場面は少なくありません。
膝の痛みのなかで、痛みの場所が日によって変わる場合があります。
なぜ、痛みの場所が変わるのでしょうか?
膝の痛みの原因が、膝にないからなんですね。
膝の痛みの原因が膝にある場合、膝のじん帯や半月板、関節軟骨などの損傷が痛みをおこします。
この場合、常に同じ場所に痛みがおこります。
痛みをおこす部位は同じですので、痛みの場所が変わることがありません。
例えば、膝の内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)の損傷が膝の痛みをおこしている場合は、
常に膝の内側に痛みがおこります。
では、何が原因で膝の痛みの場所がかわるのでしょうか?
股関節なんです。
股関節は、膝の関節に大きな影響を与える関節なんです。
股関節に問題があると、膝に痛みをおこす原因となります。
股関節には、どのような問題がおこるのでしょうか?
股関節は動きの大きい関節のため、離開したりずれたりしやすい関節です。
このようにずれたり離開して股関節の位置が変わると、膝関節に痛みがおこります。
股関節の位置によって、膝の内側に痛みがおこったり、お皿に痛みがおこったりと痛みの場所が変わ
るのです。
このように、膝の痛みが日によって違う場合は、股関節に問題がある可能性が高くなります。
また、股関節は骨盤にある大きな関節です。
そのため、骨盤がゆがむと股関節の位置が変わってしまいます。
膝の痛みの大元の原因が、骨盤のゆがむことによっておこる場合が少なくありません。
骨盤の矯正が重要なのは、様々な関節に影響を与えるからなんですね。
このように、膝と共に骨盤のゆがみと股関節を確認することが膝の痛みの改善には必要となります。
慢性的な膝痛でお悩みの方は、骨盤矯正と関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。