こんにちは。
今回は、肩の痛みについてお話をします。
肩は、痛めやすい関節のひとつとなります。
なぜ、痛めやすいのでしょうか?
動きの大きい関節、だからなんです。
動きの大きい関節ほど、痛めやすい関節となります。
通常、肩関節に問題がある場合は肩の動きが悪くなります。
肩が上がらなくなったり、回らなくなったりします。
ところが、肩の動きは問題ないのにもかかわらず痛みがおこる場合があります。
何が原因で、痛むのでしょうか?
肩甲骨と鎖骨の関節が原因という場合が少なくありません。
肩甲骨と鎖骨の関節は、じん帯で強くつながっています。
そのため、ずれにくい関節の構造となっています。
ところが、この関節が少しでもずれると強い痛みを引きおこす原因となるのです。
また、肩甲骨と鎖骨の関節は、肩の痛みのときに見落とされやすい部位となります。
肩に痛みがある場合に肩の関節が正常に動く場合は、この関節に問題がないか確認する必要があります。
この肩甲骨と鎖骨の関節を、肩鎖関節(けんさかんせつ)といいます。
肩の痛みに大きく関係する関節となります。