こんにちは。
今回は、手首の骨折についてお話をします。
手首は年齢を問わず骨折をしやすい部位です。
転倒をして手をつくと、手首に大きな力がかかります。
その際に骨折をすることが少なくありません。
骨折は大変なケガですが、骨がつけば骨折はなおります。
ところが、骨折がなおった後にいろいろな症状が残る場合があります。
どのような症状でしょうか?
1、痛み
2、はれ
3、握力低下
4、指が握れない
5、痺れ
6、その他
骨がついて骨折はなおっても、このような症状が残ってしまう場合があります。
なぜ、骨折がなおったのにもかかわらず、症状が改善しないのでしょうか?
手首の関節のダメージが、残っているからなんです。
骨折をおこすくらいですから、手首にかなりの力がかかっています。
その力によって、手首の関節は大きなダメージを負います。
そのダメージによって、関節が離開したりずれたりします。
この手首の関節の離開やずれが、様々な症状をおこす原因となるのです。
なぜ手首へのダメージが、手首の関節が離開したりずれたりするのでしょうか?
手首にかなりの強い力がはたらくことによって、手首の骨が骨折します。
この場合、骨折がおこる前に手首の関節に強い力がかかります。
その際に、手首の関節が離開したりずれたりします。
骨折がなおっても、手首の関節の離開やずれを放置すると症状が残ってしまうのです。
そのため骨がついた後に、必ず手首の関節の状態を確認する必要があります。
関節に離開やずれがあれば整復をして、正常な状態に戻さないと様々な症状が残ってしまいます。
骨折がなおった後に、症状が残っている場合は関節の離開やずれが残っている可能性が高くなります。
ぜひ、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。