こんにちは。
今回は、椎間板ヘルニアの馬尾型のチェックの方法についてお話をします。
椎間板ヘルニアには、神経根型と馬尾型がありましたね。
どちらの方が、症状が重かったでしょうか?
馬尾型です。
馬尾型は、排尿障害や歩行困難という重い症状がおこる可能性があります。
早目にわかるといいですよね。
そこで、椎間板ヘルニアの馬尾型のチェック方法をお伝えしたいと思います。
馬尾型が腰痛と共に、おしりや脚に痺れや痛みがある場合が少なくありません。
①おしりや脚に痺れがあるが、痛みはない。
②痺れや痛みが脚の両側にある。
③左右の足の裏に痺れがある。
④おしりの周りに痺れがある。
⑤おしりの周りがほてる。
⑥歩くと尿が出そうになる。
腰痛と共に、ひとつでも該当するものがあると馬尾型の可能性があります。
可能性がありますが、高いものではありません。
なぜでしょうか?
①~⑤までは、ギックリ腰やしりもちなどで骨盤がゆがんだ場合でもおこる症状だからです。
また、⑥は泌尿器系の問題でもおこりますし、骨盤のゆがみが大きい場合でもおこります。
なぜ、骨盤が大きくゆがむと尿漏れになるのでしょうか?
骨盤的筋(こつばんていきん)群が、ゆるんでしまうからなんです。
骨盤底筋群とは、どのような筋肉でしょうか?
骨盤の底にある、膜のような複数の筋肉なんです。
尿が漏れないように、締めるはたらきがあります。
その為、骨盤的筋群がゆるむと尿が漏れやすくなってしまいます。
このように、馬尾型の症状は椎間板ヘルニア以外でもおこります。
椎間板ヘルニアの馬尾型のチェック方法は、あくまで目安として参考にしてください。