こんにちは。
今回は、脊柱管狭窄症と骨盤のゆがみの関係についてお話をします。
骨盤がゆがむと、脊柱管の狭窄が強くなる場合があります。
なぜ、骨盤がゆがむと狭窄が強くなるのでしょうか?
骨盤の上には、背骨があります。
背骨のことを、専門的に脊柱(せきちゅう)といいます。
そして脊柱管は、背骨の中にある空洞のことをいうんですね。
骨盤がゆがむと、骨盤の上にある背骨(脊柱)は大きな影響を受けます。
どのような影響でしょうか?
骨盤がゆがむと、骨盤が傾きます。
骨盤が傾くと、当然ながら背骨も傾きます。
この背骨の傾きには、いくつかのタイプがあります。
猫背のように傾いたり、側弯のように傾いたりします。
背骨が傾くと、背骨の中にある脊柱管も影響を受けて狭窄が強くなります。
そうなると、狭くなった脊柱管によって神経が圧迫されて痛みや痺れがおこる原因となるのです。
また、骨盤のゆがみ方によって大きく脊柱管に影響がでるゆがみがあります。
どのようなゆがみ方でしょうか?
骨盤にある仙腸関節(せんちょうかんせつ)が、S字状にずれた場合におこるゆがみなんです。
仙腸関節がS字状にずれると、背骨がらせん状にひねられます。
らせん状にひねられると、脊柱管の狭窄が強くなる傾向があるからなんですね。
その結果、痛みや痺れといった症状が強くなります。
このように、骨盤のゆがみは脊柱管の狭窄に大きな影響を与えます。
逆にいうと、骨盤のゆがみを矯正することによって脊柱管の狭窄が緩和する可能性が少なくありません。
脊柱管狭窄症でお悩みの方は、ぜひ骨盤矯正を専門にしている当院に一度ご相談ください。
骨盤の矯正で、症状が改善する可能性があります。