こんにちは。
今回も、脊柱管狭窄症についてお話をします。
前回、脊柱管狭窄症と脊柱管狭窄についてお話をしました。
手術をしてもよくならない脊柱管狭窄症は、脊柱管狭窄が症状をおこしているわけではありませんでしたね。
では、脊柱管狭窄症の症状はどのようなものでしょうか?
1、腰痛はあまり強くなく、安静にしていると症状はほとんどない。
2、背筋を伸ばして立つと、太ももや膝から下に痺れや痛みがおこる。
3、背筋を伸ばして歩くと、太ももや膝から下に痺れや痛みがおこって歩きづらくなる。
4、2・3の場合、軽く前かがみになったり、座ると症状が軽くなる。
5、太ももやふくらはぎなどの脚の力がおちる。
6、肛門周囲のほてり。
7、尿の出が悪くなる。
8、尿漏れがおこる。
9、長い時間、続けて歩けなくなる。
主にこのような症状があります。
中でも、最も代表的な症状があります。
どの症状でしょうか?
9、長い時間、続けて歩けなくなる。
です。
歩くと脚にしびれや痛み、脱力感などの症状がおこります。
少し休むと症状が和らぎますので、歩行と休息を繰り返します。
このような歩きを「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」といいます。
脊柱管狭窄症の代表的な症状となります。
逆に間欠性跛行がない場合は、脊柱管が狭窄していても脊柱管に問題がない可能性が高くなります。
脊柱管狭窄以外の原因を考えることが症状の緩和に重要となります。