こんにちは。
今回は、電車に乗るとすぐに座りたくなる理由についてお話をします。
電車に乗ると、空いている席をみつけて、すぐに座りたくなりますか?
電車に乗るときは、座った方が楽ですよね。
立っているより座っている方が楽だから座りたいというのは、普通です。
特に疲れているときは、座りたくなるのは当然だと思います。
ところが、立っているとつらい、しんどい、とても疲れるから座りたいということがあります。
年齢や性別に関係なくです。
年配の方は、筋力やバランス感覚が衰えてきますので、電車では座りたくなるのは当然です。
ところが、若い方で運動選手のように筋肉が十分にある方でも、立っているのがしんどいという場合があります。
本来、若い方は筋力もバランス力も十分にあるので、立っていてもそれほどつらいと感じることはありません。
では、なぜ立っているとつらいと感じるのでしょうか?
つらいと感じるのには、骨格のゆがみが関係しています。
骨格にはいろいろな役割がありますが、中でも体を支えるという重要な役割があります。
骨格がゆがむと、どうなるでしょうか?
十分に骨格で、体を支えられなくなります。
バランスも悪くなります。
その結果、立っているとつらい、しんどい、とても疲れるという状態になります。
立っているより、歩いたり、走ったりしている方が楽に感じます。
骨格の中で、どの部分がゆがむと立っているのがしんどくなるのでしょうか?
1、骨盤
2、股関節
3、膝
4、足首
主に、この4つの部分に異常がおこると、立っているのがつらくなります。
骨盤がゆがむと、骨格が左右非対称になります。
股関節の位置(高さ)が左右で違うのがわかりますよね。
股関節の位置が左右で違うということは、見かけ上あしの長さが変わります。
脚長差がでてしまいます。
左右であしの長さが違うので、立っているときにバランスがとりづらく、立っているのがつらくなります。
また、骨格で十分にバランスがとれなくなると、それを補うために筋肉ががんばります。
筋肉に常に力が入りますので、疲れる原因となります。
膝や足首の異常も、同様に立っているのがつらい原因となります。
このように、立っているのがつらい、しんどい、とても疲れると感じるのは、骨格がゆがんでいる可能性が高くなります。
若いのに、なんでこんなに座りたくなるのだろうと疑問に思っている方は、骨格がゆがんでいるかもしれません。
では、骨格のゆがみはどのようになおせばよいのでしょうか?
骨格は、約200個の骨が関節によってつながって構成されています。
骨格がゆがむということは、それらの関節がずれたり離開しているからなんですね。
ずれたり離開している関節を整復することによって、骨格のゆがみは矯正されます。
立っているのがつらく、すぐに座りたくなる方は骨格の状態を確認して、ゆがみがあれば矯正することをおすすめします。