こんにちは。
今回は、腰痛と座っているときの姿勢についてお話をします。
先日、歯科に行ったときに感じたことがあります。
待合室で順番を待っているときに、まわりをみたときにびっくりしました。
それは、姿勢の悪い人が多い!
からでした。
待合室に座っている人が8人いましたが、そのうち7人があしを組んで座っていました。
さらに腰を曲げて座っているので、骨盤に大きな負担がかかっているのが一目瞭然です。
8人中7人が、骨盤に負担のかかる姿勢で座っていたのです。
聞いたわけではありませんが、腰痛になっているだろうと予想がつきました。
腰痛人口は2500万人から2800万人といわれていますが、実際はもっと多いのではないかと思うほどです。
座るという姿勢は、姿勢よく座ったとしても腰に負担がかかります。
ですので、姿勢が悪いとなお腰の骨格部分に負担がかかって、骨格がゆがむ原因となります。
慢性腰痛のほとんどの原因は、骨盤や腰椎などの腰の骨格部分のゆがみです。
(股関節の異常も腰痛として感じる場合があります。)
なるべく、骨格がゆがまないような姿勢をとることが、腰痛の予防にはとても重要となります。
では、どのような姿勢で座ることが腰痛の予防になるのでしょうか?

図のように、足首・膝・腰が直角になるように座ります。
そして、腹筋に力を入れて背筋を伸ばします。
その際に、アゴを引くと、なおよい姿勢となります。
このようなよい姿勢で座ると、腰への負担は大幅に軽くなりますので腰痛の予防になります。
しかし、このようなよい姿勢がとれない場合があります。
どのような場合でしょうか?
すでに、骨盤がゆがんでいる場合です。
骨盤がゆがむと、腰を伸ばすことが難しくなります。
そのため、腰が曲がった姿勢で座ることになってしまいます。
また、骨盤が傾くためあしを組む方が楽になります。
先ほどお話したように、この姿勢は腰に負担がかかります。
ということは、骨盤がゆがんでいるから腰が曲がり、腰が曲がるから骨盤がゆがむという悪循環にはまってしまいます。
このような状態では、腰痛を改善させることが難しくなります。
では、どうすればよいのでしょうか?
まず、骨盤のゆがみを矯正して、よい姿勢をとれるようにすることが必要になります。
腰痛の予防・改善には、よい姿勢で座る事が大事です。
よい姿勢がとれない場合は、骨盤がゆがんでいる可能性が高くなります。
骨盤のゆがみを矯正して、よい姿勢で座れるようにすることが腰痛の予防に重要となります。