こんにちは。
今回は、肩甲骨の内側の痛みについてお話をします。
肩甲骨の内側に慢性的な痛みがおこることは、少なくありません。
また、この痛みは、なかなか改善しづらいものとなります。
湿布を張ったり、マッサージをしたり、肩を回してみてもなかなか痛みが引かないものとなります。
なぜ、改善しづらい痛みなのでしょうか?
肩甲骨の内側に痛みをおこしている原因が、肩甲骨にはないからなんです。
では、どこが原因なのでしょうか?
多くの場合、首が原因となります。
首がどうなると、肩甲骨の内側に慢性的な痛みがおこるのでしょうか?
首の骨のずれが、痛みをおこす原因となります。
首には、7つの骨(頚椎:けいつい)が縦に積まれています。
その上に、頭がのっています。
だるま落としのように、頚椎が積まれています。
なぜ、首の骨がずれるのでしょうか?
姿勢によってずれます。
下を向いて、スマホやパソコンを長時間みていると、首の関節に大きな負担がかかるため骨がずれてしまいます。
また、交通事故や転倒などの衝撃によっても、首の骨はずれます。
頭は上を向いたり下を向いたり、左右にも大きく動きますよね。
これは、首の関節の可動域が大きいからなんです。
可動域の大きい関節ほど、ずれやすいという特徴があります。
そのため、首の関節は比較的ずれやすい関節と言えます。
また、首の骨がずれると肩がこります。
肩こりと肩甲骨の内側の痛みが両方ある場合は、首の骨がずれている可能性が高くなります。
慢性的な肩甲骨の内側の痛みでお悩みの方は、首の骨がずれている可能性があります。
ぜひ、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。