こんにちは。
今回は、骨盤のゆがみについてお話をします。
骨盤がゆがむと、どのような症状がおこるのでしょうか?
まず、腰痛や姿勢の悪さ、股関節の痛み、こりやはりなどの原因となります。
また、骨盤は内臓を守る容器としての役割があるので、骨盤がゆがむと骨盤の中にある内臓に影響がでます。
どのような影響がでるのでしょうか?
1、頻尿
2、尿失禁
3、便秘
4、生理痛・生理不順
5、その他
骨盤がゆがむと、このような症状をおこす原因となります。
骨盤のゆがみによっておこる症状は、内科的な原因ではないので病院では異常が見当たらないという診断になることが多くなります。
逆にいうと、病院では異常が見当たらないこのような症状をおこしている原因は、骨盤のゆがみという可能性が高いものになります。
このような例があります。
頻尿で、夜に6~7回トイレにおきていた方がいました。
処方された薬を服用していましたが、なかなか改善しなかったそうです。
当院で骨盤の状態を確認したところ、骨盤が大きくゆがんでいました。
骨盤のゆがみを矯正したところ、その夜は2回しかトイレに起きなかったそうです。
施術が進み、最終的に夜トイレに起きる回数は1回か、全くなくなりました。
なぜ、骨盤がゆがむと、頻尿になるのでしょうか?
骨盤がゆがむと、骨盤の容積が減ります。
そうなると、膀胱がふくらむ容積も減ってしまいます。
そのため、膀胱に十分に尿をためることができなくなるので、頻尿がおこります。
骨盤のゆがみが矯正されたことで、膀胱がふくらむ容積が通常に戻ったためトイレに起きる回数が減少したのです。
膀胱を初め内臓への骨盤の影響は、大きいものとなります。
このように、骨盤のゆがみは、体にいろいろな影響をあたえます。
骨盤がゆがまないように、よい姿勢を保ったり、骨盤に負担のかかる動作を控えることが大事です。
また、歩行は多少の骨盤のゆがみであれば元に戻る場合があります。
ぜひ、日常生活の姿勢や動作に気を付けてください。