こんにちは。
今回は、ギックリ腰についてお話をします。
ギックリ腰は、定期的にになってしまう場合が少なくありません。
そうなると、怖いですよね。
いつギックリ腰になるかという考えが、いつもついてまわります。
以前にお話をしたように、ギックリ腰がクセになっている方もギックリ腰は再発しないようになります。
ほとんどのギックリ腰は、骨盤の関節(仙腸関節:せんちょうかんせつ)のずれが原因となります。
一回ギックリ腰をおこすと、それ以降ギックリ腰を繰り返すことが少なくありません。
なぜでしょうか?
ギックリ腰によっておこった仙腸関節のずれが、完全に元に戻らないことが原因となります。
仙腸関節のずれが残ると、再びずれる原因となるからなんです。
それがギックリ腰が再発したり、腰の不安定感や腰痛を生む原因となります。
ギックリ腰への対応として、安静や冷却がほとんどです。
安静や冷却によって、ある程度は仙腸関節のずれは元に戻りますが、完全に戻る可能性は低いものになります。
ギックリ腰をおこした場合、それ以降、仙腸関節のずれが残る場合がほどんどとなります。
では、仙腸関節のずれを元に戻せばギックリ腰は再発しないのでしょうか?
その通りなんです。
正確に仙腸関節のずれを整復することによって、ギックリ腰は再発しなくなります。
仙腸関節の整復を受けられない場合は、どうすればギックリ腰を予防できるのでしょうか?
1、姿勢に気を付ける。
2、腰に負担のかからない生活を送る。
3、歩行をする。
4、アイシングをする。
5、骨盤ベルトを巻く。
以上のことを実践することによって、ギックリ腰を予防することができます。
姿勢は、とても重要となります。
不良姿勢は仙腸関節をずらす要因となりますので、正しい姿勢を心がけることはギックリ腰の予防に重要です。
また、なるべく前かがみの姿勢での作業を控えたり、重い物を持たないようにすることも大事です。
歩行によって骨盤の深層筋を強化して、仙腸関節がずれないようにして骨盤を安定させることも予防に効果があります。
そして、腰に負担がかかったと思ったら、腰をアイシングしてください。
冷却によって、炎症を抑えることもギックリ腰の予防になります。
骨盤ベルトを巻くことも、効果があります。
骨盤ベルトは常に巻くのではなく、腰に負担がかかる作業をするときや、車や飛行機などで移動をするときに巻くと骨盤が安定してギックリ腰を予防することができます。
骨盤ベルトは、位置がずれると効果が半減巻く位置が重要となります。
専門の方に、巻き方を教わるとよいでしょう。
仙腸関節を整復することが理想的ですが、できない場合はこのような対応をすることでギックリ腰を予防することができます。
ぜひ、試してみてください。