こんにちは。
今回は、足の指のはれについてお話をします。
足の指が、赤くはれたことはありませんか?
いっけん、虫に刺されたように見えます。
しかし、よく見ると、虫に刺されたような形跡はありません。
では、足の指がはれた原因は何でしょうか?
このような場合、足の指の関節がずれている可能性があります。
どのような原因で、足の指の関節がずれるのでしょうか?
ほとんどの場合、突き指が原因となります。
足の指を、ドアやテーブルやイスの足にぶつけることがありますよね。
この時に、指の関節がずれることがあります。
場合によっては、足首の捻挫のように指の関節が赤くはれることがあります。
はれている関節を指で軽く押して痛みを感じる場合は、関節がずれている可能性が高くなります。
この場合、ずれている関節を正常な状態に戻す必要があります。
関節が正常な状態に戻ると、はれが引いていきます。
また、足の指の関節の異常は、腰痛や股関節痛をおこす原因にもなります。
なぜ、足の指の関節の異常が、腰痛や股関節痛をおこすのでしょうか?
痛めた指を、かばうからなんです。
足の指に異常があると、意識的・無意識的に異常のある足をかばいます。
そうすると、骨盤や股関節のバランスが悪くなって骨盤がゆがんだり、股関節に異常がおこる原因となります。
その結果、腰や股関節の痛みを発生させる場合があるのです。
足の指の異常は、このように腰痛や股関節痛の原因となる場合があるので、早目になおすことが大事なんです。
足の指が赤くはれた場合、どうすればよいのでしょうか?
赤くはれるのは、関節に炎症がおこっているからです。
炎症を抑えるために、アイシングによる冷却が効果的です。
氷で冷やすことによって、炎症がおさまるからです。
アイシングによる冷却を行っても、はれが引かない場合は、関節のずれが大きい可能性が高くなります。
この場合、正確に関節を整復する必要があります。
関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。