こんにちは。
今回は、足の甲の感覚の麻痺についてお話をします。
足の甲をさわっても、部分的にあまり感じないことがあります。
感覚神経が麻痺している状態なんです。
神経が麻痺しているというと、気になりますよね。
いくつかの要因がありますが、その中に足の甲の関節のずれが原因という場合があります。
この場合、足の甲の関節を整復することによって、神経の麻痺がなくなります。
なぜ、足の甲の関節がずれるのでしょうか？
多くは、足首の捻挫が原因です。
強く足首を捻挫したり、捻挫を繰り返すと足の甲に強くひねりが入って関節がずれてしまいます。
足の甲の関節がずれると、神経に麻痺がおこる場合があるのです。
過去に、強い捻挫をした経験があったり、足首をひんぱんにひねった後に、足の甲に感覚の麻痺がおこった場合は、この可能性が高くなります。
気になる方は、麻痺している足の甲を軽く押してみてください。
押して痛みのおこる部分があれば、そこの関節がずれています。
この場合、ずれている関節を整復することによって、ほとんどの場合、麻痺はなくなります。
また、足の甲の打撲でも感覚神経の麻痺はおこります。
足の甲に重い物を落とすと、衝撃によって関節がずれるからなんですね。
この場合、打撲による強い痛みや内出血があるので、これらが治まってから感覚神経の麻痺に気が付く場合がほとんどです。
打撲から日数が経過して、内出血もなくなったのに鈍痛や神経の麻痺が残る場合は、足の甲の関節がずれている可能性が高くなります。
足首の捻挫や足の甲の打撲の後に、足の甲の感覚神経の麻痺が気になる場合は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。