こんにちは。
今回は、歩行についてお話をします。
先日、このような問い合わせがありました。
6歳の娘さんについてです。
「娘は歩くときに、大きく体を揺らして歩きますが、何か異常があるのでしょうか?」
他の子供に比べて、歩くときに大きく体を揺らすことが気になっています。
この場合、股関節か骨盤に異常のある可能性が高くなります。
実際に、娘さんの骨格を確認すると、右の骨盤に異常が見つかりました。
骨盤の右の部位(寛骨)が、後ろにずれるタイプです。
自然には元に戻らないやっかいなタイプです。
このタイプがおこる原因のほとんどは、尻もちをつくことによります。
尻もちの経験を質問すると、やはり強く尻もちをついたことがあったそうです。
原因が判明しましたので、骨盤を整復して正常な状態に戻します。
骨盤が正常になった後で、歩き方はどうなったのでしょうか?
ほとんど、体を揺らさずに歩くようになりました。
また、姿勢も以前よりよくなったそうです。
猫背などの不良姿勢は、骨盤のゆがみが原因という場合が少なくありません。
ですので、骨盤が正常になったことで姿勢がよくなったのもうなずけます。
歩き方がおかしい場合は、骨盤や股関節に異常のある可能性があります。
骨盤矯正・関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。