こんにちは。
今回は、骨格のゆがみと内臓の関係についてお話をします。
骨格を矯正すると、内臓の調子がよくなるという話を聞いたのですが本当でしょうか?
このような質問を受けました。
これは、本当なんですね。
ではなぜ、骨格を矯正すると内臓の調子がよくなるのでしょうか?
骨格には、様々な役割があります。
体を支えたり、血液を作ったりカルシウムを貯蔵するはたらきもあります。
その中で、内臓を外部の衝撃から保護する容器としての役割があります。
胸の骨格部分である胸郭(きょうかく)は、心臓や肺などを衝撃から守っています。
胸郭がゆがむと、胸郭のはたらきが悪くなるため肺に十分に空気が入らなくなる場合があります。
原因のわからない息苦しさがある場合は、胸郭がゆがんでいる可能性があります。
また、骨盤は大腸や膀胱、生殖器などを外部から保護しています。
骨盤がゆがむと、中に納まっているこれらの内臓もゆがみます。
その結果、内臓の位置が変わったり、圧迫されたりしてしまいます。
そうすると、内臓の機能が十分に働かなくなってしまうんですね。
バスケットに入った果物を想像してください。
そのバスケットがゆがむと、中に入っている果物は位置が変わったり圧迫されますよね。
骨盤に収まっている内臓も、これと同じ様に影響を受けるんです。
わかりやすい症状では、大腸のはたらき(蠕動運動・ぜんどううんどう)が低下して便秘になったり、膀胱のふくらむ容積が減る事によって、頻尿がおこります。
生理痛や生理不順は、生殖器の位置が変わったり、圧迫されることによっておこります。
いくら検査をしても、原因のわからないこれらの症状は、骨盤のゆがみからきている可能性が高いです。
このような不快な症状でお悩みの方は、ぜひ骨格の矯正を専門にしている当院にご相談ください。