今回も、構医診断法についてお話をします。
前回、7つの診断法は、基幹的な検査法になりますので、早い段階で習得できることが正確な診断に近づく大きな要素となるというお話をしました。
しかし、習得するのは簡単ではありません。
というのも、診断の結果の正誤の判断をしなければならないからです。
構断医診法は、単純な動きのなかで確認していきます。
単純であるので、正確に検査を行えるかどうかが問題になります。
構断医診法を正確に行う事は、簡単ではありません。
患者さんのちょっとした姿勢の変化などで、診断がでにくくなったり、陽性が陰性になる場合があるからです。
また逆に、陰性を陽性と診断してしまうと、関節の破壊を生む原因ともなります。
また、再現性の問題もあります。
まず、一連の流れを決めてルーティーンで行うとよいと思います。
また、はじめの内は、診断が正しいかがわからなく悩むと思います。
なるべく構造医学の熟練の先生に、診断の結果を確認してもらうことが重要となります。
正しく診断できていることを確認するとともに、間違っていた場合もなぜ間違えたかを把握できるからです。
正解や間違いを確認しながら、診断をしていくことが上達の上では欠かせないものになります。