こんにちは。
今回は、首から肩にかけての張り感についてお話をします。
首の側面から肩にかけて、ぴんと張るような感じはありませんか?
頭を横に倒すと、強まるような張りです。
何が原因で、首から肩へのこのような張り感がおこるのでしょうか?
首と胸の骨格のゆがみが原因という場合が多くみられます。
首の上の方の張り感は、首の上の方の関節がずれるとおこります。
首の骨は7つあって、頸椎(けいつい)といいます。
その中の第1頸椎から第3頸椎がずれると、首の側面の上の方に張り感がおこります。
一方、首の下の方から肩にかけての張りは、首と胸の境目の関節に異常があるとおこります。
首の一番下にある第7頸椎と、胸の一番上にある第1胸椎の関節なんですね。
どのような原因で、首や胸の骨格がゆがむのでしょうか?
姿勢が大きく関係します。
スマホやパソコンなどで下を向いている時間が長いと、首に負担がかかります。
その負担によって、関節がずれて骨格がゆがんでしまうのです。
もちろん、交通事故や転倒といった、外傷も骨格をゆがませる原因になります。
野球やゴルフなどの、強く捻る動作のあるスポーツでもおこることがあります。
姿勢は、意識をすることによって、首に負担のかかりづらい姿勢をとることができます。
なるべく頭を立てて、下を向く時間を減らすと首の負担が軽くなります。
首の負担を減らすためにも、よい姿勢を保つことが重要なのです。
大きくずれた首や胸の関節は、なかなか自然に元に戻ることは期待できません。
首から肩にかけての張り感が、気になる方は関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。