こんにちは。
今回は、骨盤にある重要な関節である仙腸関節(せんちょうかんせつ)についてお話をします。
仙腸関節という関節を、知っていますか?
なじみのない関節ではないでしょうか?
最近では、腰の不調の原因として、仙腸関節が注目されてきていますので、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
本当に仙腸関節が腰の不調と関係があるのでしょうか?
大きく関係があるのです!
仙腸関節は、どのような関節でしょうか?
仙腸関節は仙骨(せんこつ)と腸骨(ちょうこつ)という、骨盤にある骨で構成されています。
仙骨と腸骨で構成されている関節ですので、仙腸関節といいます。
仙骨は背骨の一番下にある、逆三角形の形をした骨です。
腸骨は、骨盤の左右の大きい骨である寛骨(かんこつ)の一部です。
寛骨には、股関節があります。
仙腸関節は、上半身と下半身をつなぐ重要な役割をしている関節なのです。
人体で一番大きな関節ということからも、この仙腸関節の重要さがわかります。

慢性的な腰痛や腰の不安定感などの腰の不調は、ほとんどの場合、この仙腸関節に問題があります。
ですので、この仙腸関節を正常に戻せるかどうかが、症状の改善・消失に大きく影響します。
また、骨盤のゆがみが気になるという方がいます。
なぜ、骨盤がゆがむのでしょうか?
それは、仙腸関節に問題があるからなんですね。
仙腸関節がずれると、左右の寛骨が動いて骨盤が左右非対称になってしまいます。
これが、骨盤がゆがんでいる状態です。
ですので、骨盤のゆがみも、仙腸関節を正常に戻すことでゆがみが矯正されます。
慢性的な腰痛などの腰の不調でお悩みの方や、骨盤のゆがみが気になる方は、仙腸関節の整復が必要になります。
仙腸関節の整復により、骨盤を矯正させる施術を専門にしている当院にご相談ください。