こんにちは。
今回は、出産後の腰の不調についてお話をします。
出産後から、腰の調子が悪くなったという方はいませんか?
今までなかった腰痛がおこったり、腰が不安定になったりしていると思います。
なぜ、出産後に腰の調子が悪くなるのでしょうか?
日本人は産道(骨産道)が狭いため、出産時に骨盤が広がります。
そして、出産後に広がった骨盤が元に戻りますが、このときに正常に元の状態に戻らない場合があります。
骨盤が正常に戻らないと、骨盤がゆがんだ状態になります。
骨盤がゆがむことによって、腰痛や腰の不安定感がおこってしまうのです。
出産後に安静にするのは、広がった骨盤が正常な状態に戻るまでの重要な期間なんですね。
出産後に安静にする期間を持たないと、骨盤が正常な状態に戻りにくくなります。
出産後から腰の調子が悪くなった場合は、どうすればよいのでしょうか?
骨盤が広がる際に、骨盤の後ろにある仙腸関節(せんちょうかんせつ)と骨盤の前にある恥骨結合(ちこつけつごう)が離開します。
出産後に、仙腸関節と恥骨結合が正常な位置に戻ることが大事なんですね。
出産後から腰の調子の悪い原因は、仙腸関節と恥骨結合が正常な状態に戻っていないことが要因になります。
ですので、仙腸関節と恥骨結合の整復が重要になるのです。
出産後から腰の調子が悪くなった方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。