こんにちは。
今回は、慢性的な首の不調と骨盤の関係についてお話をしたいと思います。
首の不調はつらいですよね。
首の痛みは強いです。
経験のある方はわかると思いますが、痛くて眠れない場合もあるほどです。
また、首が張ったり、こったりしますよね。
可動域が制限されてくると、首が回らなくなりますので、生活が不便にもなります。
特に車の運転では、首が回らないと困ります。
慢性的な首の不調の原因は、なんでしょうか?
多くは、首の関節の不調が原因となります。
首の骨は、7つの骨がだるま落としのように重なっています。
首の骨を頸椎(けいつい)といって、第1頸椎から第7頸椎まであります。
この頸椎がずれると、痛みや張り感、可動域制限などの症状がおこるんですね。
関節は、よく動く関節ほどずれやすい構造になっています。
頭は、左右・前後によく動きますよね。
ということは、首の関節はずれやすいということなんです。
では、ずれた首の関節を整復して正常な状態に戻せば、首の症状は改善するのでしょうか?
その通りです。
ところが、首の関節だけを整復するばよい、というわけではないのが難しいところなんです。
なぜ、首の関節だけの整復では十分ではないのでしょうか?
首の骨は骨盤という土台の上にある背骨の、さらに上にあります。
ですので、骨盤がゆがんでいると背骨は傾きます。
背骨が傾くと、首の骨も傾いてしまいます。
傾いた状態では、首の関節を正確に整復することはできないんです。
ですので、まず、ゆがんでいる骨盤を正常な状態に戻して背骨の傾きを戻してから、首の関節を整復する必要があるんですね。
首の関節の整復の難しいところです。
このように、首の関節を整復するには、まず骨盤のゆがみを正常にすることが求められます。
骨盤のゆがみが残っていると、なかなか首の症状は改善しません。
慢性的な首の不調でお悩みの方は、骨盤がゆがんでいる可能性があります。
当院では、骨盤からしっかりと整復していき、骨盤が正常な状態で首の関節の整復を行うことによって首の症状の改善・解消を実感していただけます。
ぜひ、当院にご相談ください。