こんにちは。
今回は、血液の循環と骨格の関係についてお話をしたいと思います。
血行が悪いと健康を損なう原因になります。
なぜ、血行が悪いと健康を損なってしまうのでしょうか?
血行には、以下のような作用があります。
1、酸素を運ぶ。
2、栄養素を運ぶ。
3、筋肉で産生された熱を運ぶ。
4、ホルモンを運ぶ。
5、老廃物を運ぶ。
6、免疫作用。
このように、体にとって血液の流れは本当に重要なんですね。
ですので、結構が悪くなると健康を損なってしまいます。
血行が悪くなる原因はいくつかあります。
その一つに、骨格のゆがみがあります。
骨格がゆがむことによって、血行が悪くなるんですね。
では、血行と骨格にはどのような関係があるのでしょうか?
骨格は、約200個の骨で構成されています。
その中やまわりを、たくさんの血管が走っています。
では、骨格がゆがむと、これらの血管はどうなるでしょうか?
骨格がゆがむことによって、血管にテンションがかかります。
血管にテンションがかかると、血管が引っぱられるため血管が細くなります。
(輪ゴムを引っ張ると細くなるのと基本的には同じです。)
そうすると、血液の流れが悪くなって血行不良の状態になってしまうのです。
血行不良のわかりやすい症状として、冷え性とむくみがあります。
体温は筋肉で産生された熱が、血液で運ばれることによって保たれます。
ところが、血行不良になると、十分に熱が運ばれなくなります。
その結果、冷え性になってしまいます。
また、むくみは細胞間の水分がたまった状態です。
細胞間の水分は、静脈に吸収されますが、血行不良の状態では十分に細胞間の水分が静脈に吸収されません。
その為、むくみがおこってしまいます。
では、血行不良が骨格のゆがみでおこっている場合は、骨格が正常になるとこのような症状は改善するのでしょうか?
骨格が正常になると、冷え性やむくみは改善されます。
血行がよくなるからなんですね。
冷え性の改善はやや時間がかかることが多いですが、むくみは冷え性に比べると効果が早い傾向にあります。
血行がよくなると、そのほかにもいろいろと改善されることがあります。
酸素を運ぶ量が多くなるので、頭がすっきりしたり、疲れにくくなったりもします。
また、免疫が活発になるので、風邪をひきにくくなったりもします。
このように骨格がゆがむと、血行が悪くなって健康を損います。
骨格と血液の循環には大きな関係があるのです。
骨格がゆがんでいるかどうかは、どのように判断すればよいのでしょうか?
骨格がゆがむと、左右の肩の高さに差がでたり、洋服のしわが左右非対称になったりします。
また、顔が左右どちらかに傾く場合もあります。
体のバランスが良くないと感じる場合もあります。
このように感じる場合は、骨格がゆがんでいる可能性があります。
気になる方は、骨格の矯正を専門にしている当院にご相談ください。