こんにちは。
今回は、ジョギングと膝の痛みについてお話をしたいと思います。
ジョギングやランニングを趣味にしている方は多いですよね。
ジョギングやランニングは好きだけど、走ると膝が痛くなるのが困るという方はいませんか?
せっかく楽しく走っていても、膝が痛くなると途中で中断せざるを得ないですよね。
なんとか膝の痛みがでないようにしたいものです。
膝が痛くならないように、病院や整骨院でみてもらう場合もあると思います。
しかし病院や整骨院に行っても、なかなか痛みが改善しない事があるんですね。
レントゲンなどの画像では膝に異常が見当たらなかったり、運動療法や電気治療を行っても走ると痛みがおこるような場合です。
このような場合、よくなったかなと思っても、やはり走ると膝に痛みがおこってしまいます。
なぜ、膝に問題がなかったり、膝を治療や施術をしても痛みがおこるのでしょうか?
それは、膝の痛みはあくまで症状であって痛みの原因は他にあるからなんです。
では、何が原因で走ると膝に痛みがおこるのでしょうか?
多くは、骨盤や股関節の異常なんですね。
脚は骨盤にある股関節、膝関節、足首の関節によって太ももの骨やすねの骨、足の骨がつながっています。
脚の付け根は股関節にあります。
ですので、この股関節の位置が正常な状態でなくなると、脚の向きが変わります。
そうすると、太ももの骨とすねの骨で構成される膝の関節に大きな負担がかかってしまうのです。
この負担によって、走っていると膝に痛みがおこってしまうんですね。
この場合の膝の痛みは症状であって、原因ではありません。
原因は股関節の異常なんです。
さらに、股関節は骨盤にある関節です。
ですので、骨盤がゆがむと股関節の位置そのものが変ってしまうのです。
そうすると、先程のように脚の向きが変わってしまうので、膝に大きな負担がかかります。
この場合は、骨盤のゆがみが原因で膝の痛みがおこります。
股関節の異常が原因という場合と、骨盤のゆがみが原因という場合がありますが、多くはこの両方の異常が関わっています。
股関節と骨盤は関係性の高い部位だからなんですね。
私もジョギングは好きで走るのですが、腰の状態の良くないと感じる時は膝に痛みがおこります。
股関節の異常や骨盤のゆがみでおこるジョギング時の膝痛は、膝の内側におこる事が多いです。
また、膝の外側に痛みがおこる場合は、足首に異常がある事が少なくありません。
以前に足首をひねった事があると、それが原因でおこる事が多いですね。
このように、膝は股関節や骨盤、場合によっては足首の影響を強く受ける関節です。
ジョギング時の膝の痛みが改善しない場合は、膝の痛みをおこしている原因を解明する事が重要なんです。
膝の痛みでお悩みの方は、痛みの原因を解明して関節の整復を行う当院にご相談ください。