こんにちは。
今回は、胸の違和感についてお話をしたいと思います。
胸に違和感があると、気になりますよね。
何か大きな病気ではないかと、つい考えてしまいがちだからです。
そこで病院にいって、検査を受けると思います。
胸の違和感の原因として呼吸器系の異常や、心臓の異常などが考えられますよね。
場合によっては、逆流性食道炎のように胃や食道に異常がある場合もあります。
中でも怖いのは、命にかかわる心筋梗塞です。
ところが、様々な検査をしても、内科的な異常が見当たらない場合があるんです。
胸に違和感があるのに、検査では異常がないとなると余計に心配になる場合があります。
何か原因不明の病気なのでは?
とつい考えてしまうからです。
必ず、何らかの原因があるので胸に違和感がおこります。
では、何が原因で胸に違和感がおこっているのでしょうか?
このように内科的な原因のない胸の違和感は、背骨の関節の異常という事が少なくありません。
背骨の中で胸椎(きょうつい)という胸の部分の関節が離開すると、胸に違和感がおこるんです。
場合によっては、胸に痛みがおこります。
なぜ、胸椎の関節が離開すると胸に違和感がおこるのでしょうか?
それは、肋間神経の異常を引き起こすからなんです。
肋間神経というと、肋間神経痛が有名ですよね。
背中や胸に違和感や痛みをおこす状態です。
肋間神経痛は病名ではありませんが、強い痛みの症状として一般的に有名ですよね。
頭痛や腹痛と同じように、肋間神経の領域に痛みがでる状態をいいます。
このように、背骨の胸の部分である胸椎の関節の離開が、肋間神経に異常をおこして胸の違和感をおこしてしまうんです。
では、どのような原因で胸椎の関節が離開してしまうのでしょうか?
1、背中や脇腹への打撲
衝撃が肋骨を通って、胸椎の関節にかかると関節が離開してしまうからです。
2、セキやくしゃみのしすぎ
セキやくしゃみをたくさんすると、胸椎の関節に負担がかかります。
3、ヨガやストレッチなどでの体のひねり
強く体をひねると、胸椎の関節に離開する力がはたらくからです。
4、ゴルフや野球、テニスなどの体を強くひねるスポーツ
3と同様に、強く体をひねると胸椎に離開する力がはたらきます。
このように胸椎に負担がかかる動作の後に、胸の違和感がおこった場合は、胸椎の関節が離開している可能性が高いです。
胸椎の離開した関節を正常な状態に戻す必要があります。
病院では原因のわからない胸の違和感でお悩みの方は、ぜひ関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。