こんにちは。
今回は、睡眠と骨格の関係についてお話をしたいと思います。
寝つきが悪かったり、眠りが浅くて悩んでいる方は少なくありません。
寝る前に刺激を避けるためにスマホやテレビをみないようにしたり、寝る前の3時間の間は何も食べないで胃の中をからにするといった事を行っても、なかなか睡眠が改善しない場合があります。
なぜ、睡眠が改善しないのでしょうか?
睡眠の障害となる原因があるからなんですね。
寝つきの悪い原因として、頭と体の疲労度の差があります。
頭と体の疲労度の差とは、どういう事でしょうか?
これは、長い時間、座って仕事をする方に多くみられます。
オフィスで働く場合、ずっと座りっぱなしで、コンピューターを操作したり、デスクワークをしますよね。
目や頭をよく使います。
長い時間モニターや書類を見るので、酷使するといってもさしつかえないのではないでしょうか。
そうすると、当然ですが、目や頭はとても疲労します。
ところが、ずっと座りっぱなしですので、頭から下は疲れないんですね。
睡眠は、体が十分に疲労する事によって、深い眠りに入ります。
目や頭を酷使して疲労感が強いと、ぐっすり眠りたいですよね。
ところが、体があまり疲れていないと、深くぐっすりと眠る事ができなくなってしまいます。
寝つきも悪くなります。
疲れているのに眠れないという、もんもんとした状態になってしまうんですね。
このような場合は、適度に体を疲れさせることが大事なんです。
帰りに一駅分歩いてみたり、軽い筋トレなんかをすると適度に体が疲労しますので睡眠の質がよくなります。
目や頭の疲労と体の疲労のバランスがとれて、深く眠れるようになるからなんですね。
また、精神的に強いストレスがかかっても深い眠りをさまたげる原因になります。
ストレスを起こしている原因を変える事は難しい場合が多いので、うまくストレスを発散する方法を見つける事が大事です。
この他に、深い睡眠がとれない原因として、骨格のゆがみがあるんです。
骨格がゆがむと、睡眠の質が低下してしまうんです。
なぜ、骨格がゆがむと睡眠の質が低下してしまうのでしょうか?
骨格は約200個の骨で構成されていて、体を支える骨組みの役割をしています。
という事は、骨格がゆがむと体の骨組みがゆがむ事になるので、体が不安定になってしまうんです。
そこで体を安定させるように、さまざまな筋肉を緊張させるんです。
無意識にぐっと筋肉に力を入れている状態になるんですね。
そうすると、リラックスできない状態が続いてしまいます。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
睡眠には、副交感神経のはたらきが必要なのですが、筋肉が緊張していると交感神経が強くはたらいてしまいます。
そうすると、交感神経が優位になるので、深い睡眠がとれなくなってしまうのです。
また、常にリラックスするはずの筋肉に力が入っていますので、疲労が回復しづらくなります。
起床時に、疲労感が強い場合は、このように常に筋肉が緊張している状態という事があります。
睡眠が浅い方や、寝ても疲労がとれない方は骨格がゆがんでいる可能性があります。
骨格のゆがみを正常にもどすと、以前よりもよく眠れるようになったという話をよく聞きます。
睡眠と骨格の関係は、想像以上に大きいんですね。
当院では、関節の整復により骨格のゆがみを正常にしていきます。
いろいろ試してもなかなか改善しない睡眠のお悩みのある方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。