こんにちは。
今回は、デスクワークがつらくなる腰痛の原因についてお話をしたいと思います。
座るのは立っているよりも楽な感じがしますが、実は腰には大きな負担がかかります。
特に良くない姿勢で座ると、大きな負担が腰にかかってしまうのです。
ですので、腰痛でデスクワークがしんどいという方は少なくありません。
アメリカでは、腰痛による離職が社会問題となっているそうです。
腰痛対策として、アメリカではデスクワークを座らないで立って行う会社もあるほどです。
20代のその女性は、座っていると腰が痛くなってしまい仕事に集中できないという状態でした。
以前から腰痛はありましたが、ここ2ヶ月はとても痛みが強くなっています。
マッサージを受けたり温めたりしたそうですが、腰は良くならなかったそうです。
マッサージを受けるとその場では、腰が軽くなりますが翌日には元の状態になってしまいました。
なぜ、マッサージを受けても腰痛が改善しないのでしょうか?
それは腰痛の原因が、筋肉ではないからなんです。
筋肉が原因の場合は、2ヶ月も腰痛が続きません。
筋疲労や筋肉痛、肉離れなどの筋肉の異常は治るまでにそれ程長くはかからないんですね。
筋疲労や筋肉痛が、数か月も続く事はありませんよね。
では、何が原因で腰が痛むのでしょうか?
関節のずれが原因でした。
骨盤にある仙腸関節(せんちょうかんせつ)という、人体で一番大きな関節がずれていました。
仙腸関節がずれる事によって、骨盤がゆがんでしまい強い腰痛の原因になっていたのです。
また、骨盤がゆがむと背骨がまるくなって猫背になりやすくなります。
猫背の姿勢でデスクワークを行うと、さらに腰に大きな負担となります。
腰に負担の少ない背筋を伸ばした姿勢がとれなくなってしまいます。
デスクワークをしている内に腰痛が増してくるのは、このような理由があったからなんです。
では、骨盤のゆがみを正常にすると腰痛は改善するのでしょうか?
そうなんです。
その方は数回の施術で骨盤の状態が良くなって、腰痛がなくなりました。
そして骨盤のゆがみがなくなった事で、良い姿勢を保つ事ができるようになった事も大きいです。
良い姿勢によって腰への負担が大幅に減った事が、腰痛の予防になっているからです。
腰痛が強くてデスクワークがつらい方は、骨盤がゆがんでいる可能性が高いです。
骨盤の整復を専門にしている当院に、ぜひご相談ください。
