こんにちは。
今回は、背中の張り感と骨盤のゆがみについてお話をしたいと思います。
前回は、背中の張り感についてお話をしましたね。
背中の張り具合から、骨盤の状態をある程度に確認する事ができるんです。
なぜ、背中の張りから骨盤の状態がわかるのでしょうか?
基本的に筋肉は骨と骨につながっていますので、骨盤がゆがむと筋肉にテンションがかかります。
そのテンションのかかり方によって、骨盤のゆがみが推測できるからなんですね。
では、どのように行うのでしょうか?
やり方は簡単です。
イスに座って、腰・膝・足首を90度に曲げて背筋を伸ばします。
そして、手をバッテンになるように組みます。
この状態で、息を吐きながら上半身を右と左に交互にひねります。
ひねった時の背中の張り感が大事なんです。
なぜかというと、背中に張り感が出た場合は骨盤がゆがんでいる可能性が高いからなんですね。
正常であれば、上半身は90度回ります。
ところが、張り感があると90度まで回りません。
可動域制限がでてしまうからなんです。
判定はコツがいります。
肩の位置を確認すると、可動域がわかりやすいです。
傾向として、左にひねった時に背中に張り感を感じる場合や動きが悪い場合は、右の骨盤に異常があるんですね。
反対に右にひねった時に張り感や動きかが悪い場合は、左の骨盤に異常がある可能性があります。
さらに骨盤の状態を確認する方法があります。
足の裏側の筋肉の張り感で判定する方法なんです。
今度は立ちます。
立った状態で、左右の足をぴったりとつけます。
そして、膝を伸ばした状態で、前屈をします。
*腰の悪い方は、腰に負担がかかりますのでこの方法は控えてください。
前屈すると、おしりや太ももやふくらはぎに、つっぱり感を感じませんか?
もし左右のどちらかにつっぱり感の強い方があれば、その側の骨盤に異常がある可能性が高いんです。
(左右の両方につっぱり感がわる場合は、骨盤全体に異常がある可能性があります。)
先程の上半身をひねる方法と、この前屈する方法で結果が一致した場合は、骨盤の異常の確率がかなり上がります。
この場合、腰の痛みや背中の痛みがない方でも、いずれ痛みがでる可能性があるんです。
早めに骨盤矯正によって、骨盤のゆがみを正常にするといいと思います。
腰痛や背部痛の予防になるからです。
骨盤の状態が心配な方は、骨盤矯正を専門にしている当院にご相談ください。