駒込 冷え症 何をしても改善しない冷え症の原因は?

    こんにちは。

     

    今回は、冷え症についてお話をしたいと思います。

     

    この季節に、体が冷えるとつらいですよね。

     

    特に手足が冷える事が多いと思います。

     

    就寝時に足が冷えて、よく眠れない方や冷たいのを通り越して痛みを感じる方もいます。

     

    なぜ、体が冷えるのでしょうか?

     

    1、筋肉不足

     

    2、血行不全

     

    3、食べ物

     

    4、関節の緩み

     

    冷えと筋肉は関係があります。

     

    なぜかというと、体温を発生させるのは筋肉だからなんですね。

     

    筋肉が多い方が、熱が発生しやすくなりますので、体温の維持には重要なんです。

     

    ところが、割と筋肉がある方で冷えのある方がいる一方、筋肉がそれ程ない方でもあまり冷えを感じない方がいます。

     

    筋肉はあるに越した事はありませんが、冷えの原因としてはそれ程大きくない可能性があります。

     

    次に血行不全があります。

     

    血液が体の隅々までめぐる事によって、全身の体温を保ちます。

     

    ところが、心臓から遠くなればなるほど血液の流れが悪くなります。

     

    冷えで悩んでいる方の手の毛細血管を画像で確認すると、血液の流れが十分ではありません。

     

    これでは、手の体温が保てませんので冷えの原因になってしまいます。

     

    筋肉がしっかりとあって、十分に熱を発生させてもその熱を運ぶ血液の流れが悪いと、体の末端は冷えてしまいます。

     

    筋肉があっても体が冷える方は、血液の流れが悪いからなんですね。

     

    食べ物も冷え症と関係があります。

     

    例えば、夏が旬の野菜は体を冷やす傾向があって、冬が旬の野菜は体を温める傾向があります。

     

    食べ物の中でも、血行を良くする物では、シナモンが注目されています。

     

    以前から、血行を促進する効能はよく知られていましたが、シナモンは血管を修復したり血管を広げる作用がある事がわかってきました。

     

    1日0.6g、小さじ半分位のシナモンをとると冷えの対策になります。

     

    紅茶やコーヒーに、シナモンパウダーを入れてみてはいかがでしょうか。

     

    また、関節がゆるむ事によっても、冷えの原因になります。

     

    なぜ、関節がゆるむと体が冷えるのでしょうか?

     

    血管が細くなって血液の流れが悪くなるからなんですね。

     

    細くなるといっても、わずかに細くなるだけなのですが、血液の流れに影響を与えるのです。

     

    では、なぜ関節がゆるむと血管が細くなってしまうのでしょうか?

     

    関節がゆるむという事は、関節の中の骨と骨の間が広がったり、ずれたりする事です。

     

    骨と骨をまたいで血管は走行していますので、関節がゆるむと血管に引っぱられる力がかかります。

     

    血管が引っぱられる事によって、細くなってしまうのです。

     

    輪ゴムを引っぱると、細くなりますよね。

     

    この様に、血管も引っぱられる力がかかると細くなるのです。

     

    血管が細くなるので、血液の流れが悪くなってしまいます。

     

    また、関節がゆるむと筋肉にテンションがかかります。

     

    筋肉にテンションがかかると、血管が圧迫されて血液の流れが悪くなります。

     

    ゆるんでいる関節を整復すると、

     

    「足に血がめぐってきた。」

     

    と感じる方もいます。

     

     

    何を試みても冷えが改善されない方は、関節のゆるみ原因かもしれません。

     

    関節の整復を専門にしている当院に、ご相談ください。