こんにちは。
今回は、肩こりについてお話をしたいと思います。
肩こりの中でも、首の付け根から肩甲骨にかけての強くこる場合があります。
何が原因で、この部分がこるのでしょうか?
この部分がこる原因として、首と胸の境目の関節がずれがあります。
背骨は腰と胸と首の部分に分かれますが、その内の首と胸の関節がずれると首の付け根から肩甲骨にかけて強くこります。
首の部分を頚椎(けいつい)といって、胸の部分を胸椎(きょうつい)といいます。
首と胸の関節を頚胸椎移行部(けいきょうついいこうぶ)といって、頭を支える重要な関節なんです。
頭のバランスにとって重要な関節なんですね。
この関節がずれると、頭が不安定になります。
そこで、肩と首の筋肉を緊張させて、頭を安定させる反応がおこります。
この首と肩の筋肉の緊張が、首の付け根から肩甲骨にかけての強い肩こりとして感じるんです。
こっているこの筋肉をマッサージでほぐしても、またこりますよね。
それは、頭を安定させる為に再び首と肩の筋肉を緊張させるからなんです。
この部分の筋肉の緊張を和らげるには、頚胸椎移行部の関節のずれを正常に戻す必要があります。
また、この頚胸椎移行部の関節がずれると、頭の横への倒しがきつくなります。
頭を横に倒すと、首筋につっぱり感を感じて倒しにくくなるんですね。
首の付け根から肩甲骨にかけて肩こりが強くて、頭を倒した時に首につっぱり感がある場合は頚胸椎移行部の関節がずれている可能性が高いです。
このような症状をお持ちの方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。