こんにちは。
今回は、頭がボーっとしてしまう原因についてお話をしたいと思います
頭がボーっとする原因は、睡眠不足や疲労、過労、二日酔いなどいろいろ考えられます。
ところが、原因がよくわからいのに頭がボーっとする場合は、脳への血流が悪くなっているからかもしれません。
血液は酸素を運ぶ役割がありますので、血流が悪くなると酸素不足になって頭がボーっとしてしまいます。
脳への血流不足の原因の一つとして、首の関節のずれがあります。
首の骨は頚椎(けいつい)といって7つあります。
その内、第1頚椎から第6頚椎までには、左右に穴があいていて、脳に行く重要な血管が通っているんです。
椎骨動脈(ついこつどうみゃく)という、脳幹(のうかん)にいく重要な血管です。
首の関節がずれると、この椎骨動脈が圧迫されて、血管の径が細くなってしまいます。
血管の径が細くなると、中を流れる血液の量が減りますので、脳への血流不足がおこってしまうんですね。
それで、首の関節がずれると頭がボーっとするのです。
どのような原因で、首の関節がずれてしまうのでしょうか?
1、パソコン
2、スマホ
3、読書
4、首の骨を鳴らす
5、過度のストレッチ
6、交通事故
7、頭部への打撲
8、車や電車での睡眠
このような原因によって、首に負担がかかって関節がずれてしまいます。
パソコンやスマホ、読書は頭を下に向ける時間が長くなります。
頭は重いので、この姿勢は首の関節に大きな負担がかかって、関節がずれてしまいます。
また、首の骨をポキポキ鳴らす方がいますが、これは関節によくありません。
その時はスッキリとするかもしれませんが、首の関節に大きな負担がかかりますので関節を痛める原因になってしまいます。
過度なストレッチも注意が必要です。
無理に首を回したり、倒したりすると首関節がずれてしまうからなんですね。
首の動きが悪いのは、首の関節がずれている事が多いんです。
ずれている関節を無理に動かすと、さらにずれが大きくなる事があるからです。
首の関節のずれを正常にする事によって、首の可動域を広げる方が関節の負担がありません。
交通事故は、非常に首に負担がかかります。
特に、むち打ち症は首の関節への衝撃が甚大です。
むち打ち症によっておこる頭痛やめまいなどは、首の関節のずれが原因という場合も少なくありません。
頭がボーっとする原因にもなっていしまいます。
頭部への打撲も、衝撃が頭から首にいきますので、首の関節に負担がかかります。
また、電車に乗ると、頭を下にして熟睡している方がいます。
この姿勢は、とても首に負担がかかりますので、関節がずれてもおかしくありません。
さらに、乗り物では、振動がありますので、筋肉が緩んでいる睡眠状態では首の関節に大きな負担がかかってしまい関節がずれます。
どうしても、電車や車で寝る場合は頭を下げないように眠るのがいいんですね。
このような原因で、頚椎がずれると、脳にいく血流が不足して頭がボーっとしてしまいます。
どうすれば、頭がボーっとする原因が、首の関節のずれかどうかがわかるのでしょうか?
比較的簡単にわかる方法があります。
首を左右に回してみて、動きや首につっぱり感を確認してみてください。
動きの制限やつっぱり感があると、首の関節がずれている可能性が高いです。
首の関節がずれると可動域制限がおこったり、皮膚にテンションがかかるからなんです。
よく頭がボーっとする方、首が回らない方は首の関節がずれている可能性が高いです。
関節のずれを正常にする施術を専門にしている当院にぜひご相談ください。