こんにちは。
今回は、骨格のゆがみからおこる精神的な緊張について、お話をしたいと思います。
ふとしたことで、緊張しやすい方がいます。
体がかたくなって、心臓がドキドキする事もあります。
緊張しやすい性格だからでしょうか?
もちろん、性格からくる緊張のしやすさという場合もあると思います。
ところが、以前はそんなに緊張するタイプではなかったのに、緊張するようになったという場合があります。
性格は急には変わらないので、なにか性格以外で緊張しやすくなった原因があるからなんですね。
原因として、環境の変化も考えられます。
転職や結婚、引っ越しなどで環境が変わる事によってストレスがかかると、緊張しやすくなる場合があります。
それ以外でも、体が緊張しやすくなる原因があるんです。
何が原因で、緊張しやすくなるのでしょうか?
骨格のゆがみなんです。
なぜ、骨格がゆがむと緊張しやすくなるのでしょうか?
骨格は約200個の骨が、関節によってつながっています。
骨格が体を支えています。
ところが、転倒や交通事故、不良姿勢、仕事での負担などによって、関節がずれると骨格がゆがんでしまいます。
骨格がゆがむと、十分に体を支えられなくなって、体が不安定になります。
そこで、筋肉を緊張させる事によって、体を支えて安定させるんです。
この筋肉の緊張が、精神的な緊張の原因になってしまうのです。
ストレスがかかって緊張すると、体は防御反応をおこします。
この時に筋肉が緊張して、かたくなります。
そして、筋肉が緊張する事で精神が緊張してしまうのです。
精神的にリラックスする時に、全身の力を抜く事が大事ですよね。
力を抜くというのは、筋肉の緊張を和らげる事なんです。
筋肉が緊張していると、精神も緊張してリラックスできないからなんですね。
筋肉の緊張と精神の緊張は、相互に関係しているんです。
楽しい気分と、笑うという動作の関係に似ています。
楽しい時は、笑ったり笑顔になりますよね。
ところが、楽しくない時でも無理にでも笑ったり笑顔にする事で、楽しい気分になるのです。
楽しいから笑うという体の反応を逆に利用して、笑うから楽しくなるという逆のルートを利用しているんですね。
筋肉の緊張も、精神の緊張を誘発してしまうのです。
筋肉が緊張している状態ですので、少しの事でも精神が緊張してしまいます。
では、骨格のゆがみを正常にすると、緊張しにくくなるのでしょうか?
実際に、骨格のゆがみを改善する事によって、精神的な緊張が以前よりも改善したという声を聞きます。
体と精神は、密接な関係にあるんですね。
すぐに緊張する、以前より緊張しやすくなったという方は、骨格がゆがんでいる可能性があります。
ぜひ、当院にご相談ください。