こんにちは。
今回は、強い肩こりについてお話をしたいと思います。
肩こりに悩んでいる方は、とても多いですね。
日本では3千万人とも4千万人ともいわれています。
たくさんの方が肩こりになっているんですね。
また、肩こりになる方は年々増えています。
なぜ、肩こりになる方が増えているのでしょうか?
それは、肩こりが治らない症状だからなんですね。
肩こりになる方以上に治る方が多ければ、肩こり人口は減りますよね。
なぜ、肩こりは治らないのでしょうか?
一時的な緩和はできても、治るという感じではないですよね。
肩こりには大きく2つの状態があります。
1、たまに肩がこるが、少し経つとなくなる肩こり。
2、慢性的に消えないしつこい肩こり。
この2つの状態は、何が違うのでしょうか?
1の肩こりは筋疲労が原因でおこる肩こりです。
長い時間下を向いて本を読んだり、ゲームやパソコン・スマホなどをするとおこる一過性の肩こりです。
頭を下に向けると、肩と首の筋肉で頭を支えます。
ですので肩と首の筋肉に、とても負担がかかるんですね。
その負担によっておこる筋疲労を、肩こりとして感じる場合なんです。
肩と首の筋疲労がとれれば、この場合の肩こりはなくなります。
一過性の肩こりなんですね。
では2の肩こりは、何が原因なのでしょうか?
筋疲労性の肩こりに対して、こちらは首の関節のずれが原因なんです。
首には頚椎(けいつい)という7つの骨が縦に重なっています。
その上に頭がのっています。
7つの首の骨で重い頭を支えています。
首の骨である頚椎がずれると、頭はどうなるでしょうか?
頚椎がずれると、頭が不安定になってしまうんです。
そして不安定になった頭を安定させる為に、肩の筋肉に力を入れて頭を支える補助をするんです。
この肩の筋肉が、僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)といった、いわゆる肩こり筋なんですね。
首の関節がずれている限りは、頭を支える為に肩こり筋に力が入りますので、肩こりがなくなる事はありません。
マッサージなどで、肩こり筋を緩めても再び肩がこるのは、頭を安定させる必要があるからなんですね。
どうすれば、慢性的な肩こりが解消するのでしょうか?
慢性的な肩こりの原因が、首の関節のずれですので、首の関節のずれを正常に戻す必要があります。
ずれている首の関節を正常に戻すと、肩こり筋ががんばらなくても、頭を支えられるようになりますので、肩こり筋が緩んで慢性的な肩こりが解消するんですね。
何をしても改善しない慢性的な肩こりにお悩みの方は、首の関節がずれている可能性が高いです。
ぜひ当院にご相談ください。