こんにちは。
今回は、膝の痛みについてお話をしたいと思います。
なかなかよくならない膝の痛みは、つらいですよね。
なぜ、膝の痛みがよくならないのでしょうか?
それは、膝の痛みの原因が膝ではないという事が考えられます。
では、どこが原因なのでしょうか?
股関節と腰に根本的な原因があって、膝に痛みが出ている可能性があります。
膝関節は、股関節と腰の影響を強く受ける関節なんです。
特に、膝に痛みがでる時と痛みがでない時がある場合は、股関節と腰が痛みの原因となっている事が多いんです。
股関節や腰の関節が不安定な時に膝に痛みがでて、安定している時は痛みがでないという場合が多いからなんですね。
当然ですが、股関節や腰の関節に原因がある膝の痛みはいくら膝を治療してもよくなりません。
原因である、股関節や腰の関節を正常にする事が重要なんです。
また、歩き方によって膝が痛くなる場合があります。
足をまっすぐ前にだして歩く事が理想ですが、半円を描くように足を外に回しながら歩くと膝の関節に負担がかかります。
このような歩き方をしていると、膝に痛みがでるようになります。
どうしてこのような歩きになるのでしょうか?
1、股関節に異常がある。
2、腰の関節に異常がある。
3、内転筋が弱くなっている。
4、足首をひねった。
股関節や腰の関節に異常があると、足の向きが外側に向くようになります。
その結果、歩く時にいったん外側に足をだして内側に戻すような動きになります。
また、内転筋が弱くなると足を内側に引き付ける力が弱くなりますのでこのような歩き方になります。
捻挫などで、足首をひねって痛めた場合も、このように外に足をだす歩きになる事があります。
心当たりのある方は、歩き方を注意してみてください。
足が外にでているかわからない方もいると思います。
簡単に確認できますので、行ってみてください。
まず、まっすぐに立ちます。
そして、手のひらを下にして両手の親指をつけて体の正面に出します。
その状態で、その場足踏みをしてください。
膝がまっすぐ前にでていれば、膝が手のひらにあたります。
膝が外に逃げている場合は、膝が手に当たらないんですね。
膝が手にあたらない方は、あたるように膝をまっすぐにだすと正常な動きになります。
膝が手にあたるイメージで歩くと、膝に負担のかからない歩き方になります。
ぜひ、実践してみてください。
それでも、膝が痛む方は股関節や腰の関節に問題がある可能性があります。
ぜひ、当院にご相談ください。