こんにちは。
今回は、背中の痛みや違和感についてお話をしたいと思います。
背中の症状でお悩みの方は、腰痛や頭痛・肩こりに比べると少ないです。
ところが、わりと症状は強いので原因を解明する事は大事なんですね。
背中の痛みは強く、なかなかよくならない場合もあります。
背中の痛みや違和感は、腰痛や頭痛・肩こり同様につらい症状なんです。
では、どのような原因で、背中に痛みや違和感がでるのでしょうか?
1、骨盤の歪みの影響
2、背骨を構成する関節の緩み
3、背骨と肋骨の関節の緩み
背中の痛みや違和感は、このように関節の影響でおこる事が多いんです。
では、関節が緩む原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
1、転倒・落下などの衝撃
2、交通事故による衝撃
3、激しい運動による関節の酷使
4、強いしりもち
5、背中・脇腹の打撲
6、ヨガや強いストレッチ
このような状況によって、骨盤や背骨や肋骨の関節に強い負担がかかると関節は緩みます。
この関節の緩みが、背中の痛みや違和感の原因になってしまうのです。
なぜ、骨盤が歪むと背中に痛みや違和感がでるのでしょうか?
1、骨盤が歪むと、骨盤につながっている背中の筋肉に影響がでる為。
2、骨盤が歪む事によって、骨盤の上にある背骨に影響がでる為。
骨盤から背骨や肋骨につながっている筋肉があります。
背中の筋肉は体を支える重要な筋肉ですが、骨盤が歪む事によって背中の筋肉が引っ張られてテンションがかかります。
このテンションが、痛みや張り感等の違和感の原因となります。
また、背骨は椎骨(ついこつ)という骨が積み重なって構成されています。
その椎骨が重なった背骨が、骨盤の上にのっていますので、骨盤の影響を強く受けます。
特に、胸椎(きょうつい)と腰椎(ようつい)のつなぎ目の関節は胸腰椎移行部(きょうようついいこうぶ)といって、骨盤の歪みの影響を強く受けます。
胸椎は胸郭(きょうかく)を構成していて、固定されている為に可動性があまりありません。
そこで、可動の際に胸椎と腰椎の境目の関節に非常に負担がかかります。
骨盤が歪む事によって、この胸腰椎移行部の関節がずれる事があります。
胸腰椎移行部の関節がずれる事によって、背中に痛みがおこります。
また、骨がずれる事によって、その骨につながっている筋肉にテンションがかかりますので、張り感などの違和感の原因にもなります。
この胸腰椎移行部は単独で関節がずれる場合もありますが、多くは骨盤の影響でずれるんです。
というのも、骨盤矯正によって骨盤の歪みを正すと、骨盤の影響を受けていた胸腰椎移行部の関節のずれも改善するからなんです。
背中の痛みや違和感は、骨盤の歪みが原因という場合が少なくありません。
慢性的な背中の痛みや違和感でお悩みの方は、骨盤が歪んでいる可能性があります。
骨盤矯正を専門にしている当院に、ご相談ください。