こんにちは。
今回も、気象と体の関係についてお話をしたいと思います。
梅雨の時期になると、お腹の調子が悪くなったりだるくなったりしませんか?
また、女性ですと生理の時の症状が強くなるような事もあると思います。
なぜ、梅雨の時期はこのような事がおこるのでしょうか?
お腹の調子が悪くなるのには、梅雨の時期に特徴的な原因があります。
梅雨の時期は、気圧が上がったり下がったりを繰り返すという事をお話しましたね。
それによって、骨盤の関節が緩むので骨盤が歪みます。
骨盤が歪むと、どうなるでしょうか?
骨盤は、内臓を守っている容器でもあります。
その容器が歪む事によって、中に収まっている内臓が影響を受けてしまいます。
例えてみるとこのような感じです。
コンビニでパスタを購入します。
それを持って帰る時に力がかかってしまって、容器が変形した場合を考えてみてください。
中に入っているパスタは、圧迫されたり、位置がずれますよね。
同じ様に、骨盤が歪むと骨盤に収まっている内臓が圧迫されたり、位置が変わります。
そうなると、内臓の機能が十分に働けない状況になってしまうのです。
長い大腸が骨盤の歪みによって、圧迫されたり位置が変ると十分に蠕動運動(ぜんどううんどう)が
できなくなります。
そうなると、便秘になったり、その反応として下痢になります。
ガスがたまって、膨満感となる事もあるでしょう。
また、梅雨の時期は湿度と温度が上がりますので、細菌が増殖する時期でもあります。
特にカビは真菌といって、体に悪い強い菌なんです。
菌が体に入ると、お腹の調子が悪くなったり、だるくなったりします。
体に入った菌をやっつける為に、免疫機構がはたらくのでだるくなるんですね。
食べ物や飲み物、コップやタオルなどに菌が増殖すると体に入りやすくなります。
ですので、梅雨の時期のカビ対策も重要なんですね。
カビは、見えるようになったものはかなり増殖しています。
目に見えないカビ対策が重要となります。
例えば、パンにカビが生えたとします。
そのカビをとれば大丈夫だと思っていませんか?
これは危険です。
というのも、目で確認できるカビがあるという事は、見えないカビの胞子がパン全体についていると
考えるべきだからなんです。
そのような、カビの胞子のたくさんついたものを食べると、体はだるくなったりお腹を壊してしまい
ます。
そのため、見えないカビは厄介なんです。
なぜ、梅雨の時期は生理がつらくなるのでしょうか?
骨盤が歪むと、女性器は影響を受けます。
骨盤が歪む事によって、圧迫されたり、位置が変るからなんですね。
それによって、生理痛が強くなったり生理不順になったりしてしまいます。
梅雨の時期に調子が悪くなる場合は、元々骨盤にあった異常が悪化するからです。
骨盤が正常であれば、気圧の変化に大きな影響を受けないんです。
ですので、梅雨の時期に調子が悪くなる方は骨盤に異常がある可能性が高いですね。
梅雨の時期に調子の悪くなる方は、関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。