
こんにちは。
今回は、仙腸関節(せんちょうかんせつ)についてお話をしたいと思います。
仙腸関節という言葉を、聞いた事がありますか?
最近、一般的にも腰痛の原因として注目を集めている関節です。
なぜ、仙腸関節が腰痛の原因として注目を集めているのでしょうか?
腰痛の原因といえば、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管、腰椎のすべり症などが有名です。
本当に、これらが腰痛の原因なのでしょうか?
腰痛の80%以上は原因不明と、腰痛のガイドラインで発表されています。
厚生労働省が発表していますので、信頼性は高いですよね。
という事は、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症による腰痛は少数派でほとんどが原因がわから
ないという事になります。
そこで、腰痛の原因として注目されているのが仙腸関節なんです。
仙腸関節は、どのような関節なのでしょうか?
仙骨(せんこつ)と腸骨(ちょうこつ)をつなぐ関節です。
仙骨の仙と腸骨の腸から仙腸関節というんですね。
仙骨と腸骨はともに骨盤を構成する骨なんです。
という事は、仙腸関節は骨盤にある関節なんですね。
体の中で最大の関節で、とても重要な関節です。
なぜ、重要なのでしょうか?
仙骨は脊柱(せきちゅう)と呼ばれる背骨の下にあって背骨の基礎となります。
ですので、仙腸関節がずれて仙骨が傾くと背骨も傾いてしまうからなんです。
背骨の側弯症の原因になるんですね。
また、腸骨がずれると股関節にも影響が出てしまいます。
それは、股関節が腸骨がずれる事によって本来の位置からずれてしまうからなんです。
股関節の痛みや、可動域制限の原因になります。
骨盤の要の関節ですので、腰痛の原因にもなるんです。
原因不明の腰痛は、この仙腸関節が原因という可能性があります。
腰痛でお悩みの方は、仙腸関節の施術によって骨盤矯正を専門にしている当院にご相談ください。