こんにちは。
今回は、慢性腰痛の改善・消失の為に欠かせない、股関節の整復についてお話をしたいと思います。
腰痛と股関節は、何か関係がある?
と思う方もいると思います。
実は、とても関係しているんですね。
というのも、そもそも股関節は骨盤にある関節なんです。
骨盤の臼蓋というへこみに、大腿骨(太ももの骨)がつながっているんです。
という事は、骨盤がゆがむと股関節の位置もそれに伴ってかわってしまうのです。
股関節の位置がかわると、股関節にかかる負担がとても大きくなってしまいます。
正常な動きも、できなくなります。
腰の悪い方で股関節が痛くなるのは、骨盤がゆがむ事によって股関節の位置が正常ではなくなってし
まうからなんです。
その状態で、生活を送る為に股関節に大きな負担がかかり股関節に痛みがおこってしまうのです。
正常でない状態の股関節で歩いたり、走ったり、仕事や家事などを行う事になりますので壊れてしま
います。
このように、腰と股関節は密接にかかわっています。
逆に股関節に異常がある場合でも骨盤が安定しづらくなります。
骨盤矯正で腰の状態を正常に戻しても、股関節に異常があるとその股関節によって骨盤が再びゆがん
でしまう場合があるのです。
これは、慢性腰痛でよくみられるケースです。
腰と股関節が両方とも悪い為に、骨盤が安定しないのです。
慢性腰痛の方で、股関節に痛みがあったり違和感があったりする事はありませんか?
股関節を動かすと、音がしたり動きに抵抗があるという事もあります。
このような場合は、腰と共に確実に股関節に異常があるんです。
そのため、骨盤矯正をする場合は腰と共に股関節の異常を確認する事が重要なんです。
股関節の異常は次のようなポイントがあります。
1、脚長差
2、股関節を曲げた時の膝の高さの違い
3、可動域制限
4、股関節を圧迫した際の痛みの有無
5、歩行時に痛みがあるか
該当する場合は、股関節に何かしらの異常があります。
異常があれば、整復して正常な状態にする必要があります。
股関節を正常にするかしないかが、腰痛改善の経過を左右する重要な要素となります。
当院では、必ず腰の状態と共に股関節の状態も確認していきます。
そして、異常があれば骨盤矯正と股関節整復を行います。
これにより、腰の安定性はとても上がります。
慢性腰痛でお悩みの方や、腰痛に伴って股関節にも異常を感じる方はぜひ当院にご相談ください。